アステラス製薬
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | アステラス |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号 |
設立 | 1939年3月20日 |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | 医薬品の製造・販売および輸出入など |
代表者 | 野木森雅郁(代表取締役社長兼CEO) |
資本金 | 1,029億85百万円 |
売上高 | 単体:5,760億円(2006年3月期) 連結:8,793億円(2006年3月期) |
従業員数 | 6,380名(2006年4月1日現在) |
外部リンク | http://www.astellas.com/ |
アステラス製薬株式会社(あすてらすせいやく)は、日本の製薬会社。2005年4月1日に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し発足した。
旧・山之内製薬から引き継いだ泌尿器領域の医薬(ハルナール・ベシケア)、旧・藤沢薬品から受け継いだ免疫抑制剤(プログラフ)などを主力商品とする。国内最大規模の営業体制と、両社の強みを融合した研究陣を擁し、武田薬品工業・第一三共とともに国内製薬メーカー3強の一角を成す。
目次 |
[編集] 企業概要
- 2006年7月現在
- 拠点:本社を東京に置き、研究拠点は大阪市淀川区及び茨城県つくば市(2カ所)を保有する。なお前臨床研究の一部および臨床開発部門の拠点は東京都板橋区に置いている。生産拠点は茨城県高萩市・静岡県焼津市・静岡県富士市・富山県高岡市・富山県富山市・岩手県八幡平市に持つ。
- 資本金:約1,030億円
- 従業員数:約15,000人
[編集] 沿革
- 1923年 - 山内健二(やまのうち けんじ)が大阪で山之内薬品商会を創業。
- 1940年 - 山之内製薬株式会社に改称。
- 1942年 - 本社を東京に移転。
- 1949年5月16日 - 東京証券取引所第一部に株式公開。
- 2005年4月1日 - 藤沢薬品工業と合併し、アステラス製薬株式会社に改称。
[編集] 合併
1990年代から加速した海外製薬企業の大型合併劇に合わせ、日本でも製薬業界の再編の必要性は早くから叫ばれていた。各社が方向性を手探りする中、藤沢薬品の青木初夫社長(当時)と山之内製薬の竹中登一社長は互いを合併のメリットを引き出せるパートナーとして認め、交渉を進めてきた。アメリカに販路を持つ藤沢とヨーロッパに強い山之内、天然物からの創薬を得意とする藤沢と合成医薬に強みを持つ山之内の組み合わせは、主力医薬品が重複しないこともあり早くから合併には最適という観測が成されていた。
まず2004年10月1日に山之内製薬と藤沢薬品工業の一般家庭向け医薬品事業を統合し、「ゼファーマ」として分社した(2006年にゼファーマは第一三共に売却された)。さらに2005年4月1日には本体同士が合併、アステラス製薬としてスタートを切った。法律上は山之内製薬を存続会社とする吸収合併の形をとり、本社ビルも旧・山之内製薬の本社ビル(東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号)をそのまま用いているが、精神としてはあくまで対等合併という建前をとり、社名も古いブランドを捨てて新しい名称を名乗っている。
もともと業界3位であった山之内と5位であった藤沢は、合併によって武田薬品に次ぐ2位に浮上した(ただしその後の第一三共の誕生によって再び3位に)。初代社長には旧山之内の竹中登一が就任、旧藤沢の青木初夫は会長に納まった。2006年6月には新社長に藤沢出身の野木森雅郁が就任している。
ただし武田・第一三共・アステラスの国内3強も世界のメガファーマに比べればまだまだ規模は小さいため、さらなる再々編を予測する声もあり、今後の動向が注目されている。
[編集] 社名・社章
社名の由来は「星」を表すラテン語「stella」、ギリシャ語「aster」、英語「stellar」などからの造語で、「先進の星」「大志の星」を表現し、また「明日を照らす」という意味を掛けている。星をイメージしたデザインの社章は「フライングスター」と称し、山之内の「山」とフジサワの「フ」のリガチュアともなっている。
[編集] 関連会社
- 現在
- アステラスビジネスサービス
- アステラス人材開発サポート
- アステラス保険サービス
- アステラスリサーチサービス
- アステラス営業サポート
- アステラスクリニカルサプライ
- アステラスファーマケミカルズ
- アステラス東海
- アステラス富山
- アステラス静岡
- ロータスエステート
- ホシエヌ製薬
- 分析科学研究所
- 過去
- ゼファーマ(第一三共に売却)
[編集] 主な製品
- プログラフ(タクロリムス、免疫抑制剤)
- ハルナール(塩酸タムスロシン、排尿障害治療剤)
- ガスター・ガスターD・ガスター注(ファモチジン、H2ブロッカー)
- スターシス錠
- ベシケア(コハク酸ソリフェナシン、過活動膀胱治療剤)
- リピトール(アトルバスタチン、スタチン系高脂血症治療薬)
- ミカルディス(ARB薬)
- ジゴキシン
- ハーフジゴキシン
- ジギラノゲンC
- セファメジンα(抗生物質、セフェム系第一世代)
- タゴシッド注
- サワシリン
- セフゾンカプセル・細粒
- ドルミカム注
- セロクエル
- ルボックス
- マイスリー
[編集] 提供番組
- 2007年現在