アリッサム
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?アリッサム属 Alyssum | ||||||||||||||
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![]() アリッサムの花 |
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分類 | ||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||
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アリッサム (Alyssum) は、アブラナ科の園芸植物である。ただし日本で一般にアリッサムと呼ばれている花は、Lobularia maritima で、かつてアリッサム属に分類されていたものが1種だけロブラリア属 Lobularia という別属に分けられたものである。ここでは両属について説明する。
[編集] アリッサム
主にヨーロッパの地中海沿岸に分布し、80種以上が知られる。半耐寒性の草丈10-40cmくらいの多年生植物、亜灌木または低木で、暑さに弱いものが多い。ロブラリアとよく似ているが、花はより小さく、黄色である。
最も栽培されるサクサティーレ (A. saxatile) は、東欧・アドリア海沿岸に分布しており、樹高30cmくらいの小灌木である。「イワナズナ」という和名もある。
[編集] ロブラリア
ロブラリア(英 Sweet alyssum、学名Lobularia maritima) は、種小名に「海の近く」とあるように、東欧から西アジアの海岸沿いの温暖な地方に分布する。
耐寒性または半耐寒性の一年草である。草丈15cmくらいで、地際からよく分枝して、マット状に広がる。葉は非常に細い。花は暖地の秋まきで4月頃、寒地で春播きすると夏に咲く。花径は3mmくらいで、花色に白・薄いピンク・藤色などがあり、強い香りがある。こちらも「ニワナズナ」という和名があるがほとんど使われず、アリッサムと呼ばれることが多い。
[編集] 栽培
種まきは暖地では10月上旬、寒地は4月下旬から5月上旬がよい。微細種子なので、タネは浅鉢にまき、受け皿から吸水するようにする。しかし、発芽はよく、苗にしてしまえば比較的丈夫である。水はけと日当たりの良いところを好む。花壇・鉢植え、ロックガーデンに向く。