アン・ルイス
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アン・ルイス(Ann Lewis、1956年6月5日 - )は、兵庫県宝塚市出身の歌手。本名アン・リンダ・ルイス。
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[編集] プロフィール
アメリカ軍の軍人を父として、日本人を母として兵庫県宝塚市に生まれ、横浜市で育つ。子役として活躍。18歳から東京六本木で一人暮らしを始める。
「グッド・バイ・マイ・ラブ」や「六本木心中」などヒット曲多数。また、自身の曲は多くのアーティストにカバーされている。かつては渡辺プロダクションに所属していた。
記者会見で自ら「パニック症候群」であることを打ち明け、暫く父親の母国アメリカに在住していたが、2005年11月23日にセルフカバーアルバム「REBIRTH」を発売と同時に音楽活動を再開させた。尚、病気のため、今後のライブ活動は行わない方針である。
現在は、ファッションやペットグッズなどのデザイン、プロデュースも手がけている。また、2006年にはフジテレビ系列のドラマ「不信のとき~ウーマン・ウォーズ~」で自身のヒット曲「あゝ無情」が再び使用され、「グッド・バイ・マイ・ラブ」が挿入歌として福田沙紀にカバーされるなど、再評価の動きもある。
またファッションには抜群のこだわりを持ち、自身でステージ衣装のデザインを手がけることもしばしばである。
[編集] 略歴
- 1971年2月25日発売のシングル「白い週末」でデビュー。
- 1974年、「グッド・バイ・マイ・ラブ」が大ヒット。
- 1980年、ロック歌手の桑名正博と結婚。
- 1981年、長男・美勇士を出産。この頃、育児に専念するため音楽活動を暫く休業する。
- 1982年、活動再開。結婚を機に芸能界を引退した三浦(旧姓・山口)百恵作詞の「ラ・セゾン」がヒット。
- 1984年、桑名正博と離婚・「六本木心中」が大ヒット。歌番組では過激なポーズで話題になる。また、同年大塚食品の「アルキメンデス」のCMにも出演。
- 1995年頃、パニック障害を患い、音楽活動を休止する。
- 2005年、活動再開。
[編集] 主な作品
- グッド・バイ・マイ・ラブ (1974年。作詞:なかにし礼、作曲:平尾昌晃)
- 女はそれを我慢できない(1978年。作詞、作曲:加瀬邦彦)
- LINDA(1980年。作詞、作曲:竹内まりや)
- 恋のブギウギトレイン (1980年。作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎)
- ラ・セゾン(1982年。作詞:三浦百恵、作曲:沢田研二、編曲:伊藤銀次)
- 六本木心中 (1984年。作詞:湯川れい子、作曲:NOBODY)
- あゝ無情 (1986年。作詞:湯川れい子、作曲:NOBODY)
- WOMAN (1989年。作詞:石川あゆ子、作曲:中村英也)
[編集] 関連項目
[編集] その他の関連人物
- 北島健二-ギタリストで共演多数。再婚が嘱望されたほどアンらの絶大な信頼があった。
- 村上隆行・ラルフ・ブライアント
- バックコーラス「ピンクス」メンバーだった中田ゆうこを介して永年交流があった。とくに村上-中田が1989年結婚(中田はピンクス脱退・完全引退)の際、中田の披露宴の衣装の一部はアンがデザインした。
[編集] 外部リンク
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