アージュ
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アージュ (âge)は、有限会社アシッドによるアダルトゲームのブランド。オーバーフロー、ニトロプラスと共に千代田区連合(ちよれん)を構成している。
なお、有限会社アシッドのブランドにはアージュの他にミラージュ(mirage)もある。
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[編集] 概要
アージュの前身は「relic」。元はコンシューマゲーム系ソフトハウスで開発に携わっていたメンバーが独立してできたゲーム製作チームであった。
その当時のメンバーは、ヨシダという生き物(現âge代表・有限会社アシッド代表取締役である吉田博彦、シナリオ担当として「吉宗鋼紀」「まふまふ子犬ちゃん」の名義を使用することもある)、バカ王子ペルシャ(『君がいた季節』、『君が望む永遠』・原画)、南風麗魔(『螺旋回廊』シリーズ・原画)、スピンドリル(âgeのゲームシステム「rUGP」の生みの親、プログラマ)、CARNELIAN(オービット(ROOT)『顔のない月』・原画等)の5人。
当初、『化石の歌』『君がいた季節』の二作がデビュー作として進められており、CARNELIANが『化石の歌』の世界観構築・シナリオ構築を行っていたが、1998年後半、CARNELIAN個人の仕事量が多くなったことで「一人で独立して仕事をやっていける以上、その才能をチームの中に閉じ込めておく必要はない」との判断により、1998年末にCARNELIANが「relic」を離脱した。その為、『化石の歌』の完成時期が遅れることなり、当初は2作目として予定されていた、『君がいた季節』が「âge(アージュ)」のデビュー作となった。
なお、この離脱は円満であり、その後『アージュマニアックス ~伊隅四姉妹最期の日~』、他社ブランド『D ~その景色の向こう側~』などで原画を手がけるなど、協力関係が続いている。
CARNELIANの離脱後、鬼畜人タムー、ミヤ大工トンプソン、反重力生命マーなどの加入により、開発は新たな段階を迎えることとなるが、「relic」というチームは創立当時の5人のものであり、メンバーの構成が変われば別の名称にしなければとの考えから、「âge(アージュ)」というブランド名に変更された。
[編集] 作品一覧
[編集] アージュ
- 1999年7月23日 - 君がいた季節 ~Primary~
- 2000年1月28日 - 化石の歌
- 2001年12月21日 - 化石の歌(新パッケージ版)
- 2000年6月23日 - アージュマニアックス ~伊隅四姉妹最期の日~
- 2001年8月3日 - 君が望む永遠
- 2002年5月 - アカネマニアックス ~流れ星伝説剛田~(ファンクラブ会員限定)
- 2003年6月21日 - 大空寺危機一髪!(ファンクラブ会員限定)
- 2003年2月28日 - マブラヴ
- 2006年2月24日- マブラヴ オルタネイティヴ
- 2006年3月3日- マブラヴ オルタネイティヴ(CD-ROM版)
- 2006年9月22日 - マブラヴ オルタネイティヴ(全年齢版)
[編集] ミラージュ
[編集] 他社ブランドで発売した作品
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
(いずれも年齢確認あり)