イーグルカフェ

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イーグルカフェ
性別	牡
毛色	鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	1997年 2月10日
死没	（現役種牡馬）
父	ガルチ
母	ネットダンサー
生産	E.J.ハドソン & W.S.キルロイ
生国	アメリカ合衆国
馬主	西川清
調教師	小島太（美浦）
競走成績	46戦5勝（中央、地方、海外含む）
獲得賞金	4億8953万9000円
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イーグルカフェは日本の競走馬。アメリカ合衆国で生産され、日本で調教を受けた外国産馬である。2000年のNHKマイルカップ、2002年に中山競馬場で開催されたジャパンカップダートを制した。現在は北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションにて種牡馬として繋養中。

なお、馬齢は当時のもの（数え）に統一する。

[編集] 現役時代

1999年のデビュー戦で1番人気に推されるも3着に敗れる。なお、同馬が1番人気になったのは全46戦の中でも、このデビュー戦が最初で最後である。

その後2戦目で勝ちあがり、明けて2000年になると共同通信杯4歳ステークス（GIII）を勝つ。しかし、当時はまだクラシック競走に外国産馬の出走枠が無く、その他の4歳外国産馬と同様に、マル外ダービーと呼ばれていたNHKマイルカップ路線を歩む。

前哨戦であるニュージーランドトロフィー4歳ステークス（GII）では4番人気で7着と敗れるが、続いて挑んだ本番NHKマイルカップ（GI）では2番人気と支持を集めレースに臨む。直線どうかと思われたが、前を行くトーヨーデヘアを大外から強襲し、ハナ差でGI制覇を成し遂げる。鞍上の岡部幸雄はNHKマイルカップ初制覇、調教師の小島太と馬主の西川清にとってはGI初制覇であった。その年の秋は天皇賞・秋（GI）でテイエムオペラオーの4着に入ったが、適正距離ではないと思われる2400mのジャパンカップ（GI）では15着と大敗した。

その後は長い低迷が続き、2002年 7月7日の七夕賞（GIII）までは最高順位が2着1回のみ（2001年武蔵野ステークス）であった。迎えた七夕賞では、スタート、折り合い共に申し分なく直線で伸びて2年2ヶ月ぶりの勝利となった。

そして夏の北海道、海外遠征を挟んで迎えたジャパンカップダート（GI）では、人気となっていたアドマイヤドン、ゴールドアリュールを抑えての勝利をあげた。2002年は東京競馬場の改修に伴い、中山競馬場1800mのダートで行われた事と、鞍上にデットーリを迎えた事を含め、多くの事に恵まれていたが、同馬はこれで中央競馬における芝・ダートのGIを制した事になった。

2004年11月まで競走を続け引退した。

[編集] 競走成績

中央：43戦[5-4-3-31]　地方：1戦[0-0-0-1]　海外：2戦[0-0-1-1]

1着 - NHKマイルカップ（GI）、ジャパンカップダート（GI）、共同通信杯4歳ステークス（GIII）、七夕賞（GIII）
2着 - 京成杯（GIII）、武蔵野ステークス（GIII）、アンタレスステークス（GIII）
3着 - フェブラリーステークス（GI）、ドラール賞（仏GII）、京成杯オータムハンデキャップ（GIII）

[編集] 種牡馬

芝・ダートでのGI勝ちの実績の割に安価な種付け料と、父にGulchを持つためか人気となり、初年度から128頭の交配相手に恵まれている。初年度産駒は2008年デビュー予定。2006年度の種付け料は受胎確認後30万円、産駒誕生後50万円。

[編集] 血統表

イーグルカフェの血統　（ミスタープロスペクター系／Raise a Native 3×5=15.63% Native Dancer 4×5=9.38%）
父 Gulch 1984　鹿毛	Mr.Prospector 1970　栗毛	Raise a Native	Native Dancer
			Raise You
		Gold Digger	Nashua
			Sequence
	Jameela 1976　黒鹿毛	Rambunctious	Rasper
			Danae
		Asbury Mary	Seven Corners
			Snow Flyer
母 Net Dancer 1989　鹿毛	Nureyev 1981　鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Special	Forli
			Thong
	Doubles Partner 1984　鹿毛	Damascus	Sword Dancer
			Kerala
		Fabuleux Jane	Le Fabuleux
			Native Partner F-No.7