エレーヌ・グリモー
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エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud, 1969年11月7日 - )はフランスのピアニスト。
エクサンプロヴァンス出身。ユダヤ系の家庭に生まれる。気難しい子供であったという。7歳でピアノを知り、1982年にパリ音楽院に入学して、3年後に首席となった。1985年のラフマニノフの《ピアノ・ソナタ第2番》の録音により、モントルーのディスク大賞を受賞。1987年よりプロのソリストとしてパリで活動に着手し、ダニエル・バレンボイム指揮のパリ管弦楽団と共演した。フランス人であるが、フランス近代音楽にさして興味がないこと、ドイツ・ロマン派音楽にとりわけ魅了されることを明言している。ラフマニノフ以外のレパートリーは、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ラヴェルのピアノ協奏曲のほか、リヒャルト・シュトラウスの《ブルレスケ》と、ブラームスの後期小品集がある。ドビュッシーなどのフランス人ピアニストの伝統のレパートリーにはあまり取り組んでいない。
21歳で渡米し、現在はニューヨークに暮らしながら動物学を学び、狼の生態を研究しながら、その養育を続けている。共感覚の持ち主としても知られる。著書『野生のしらべ』(日本語版:ランダムハウス講談社、ISBN 4270000163)を上梓した。
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カテゴリ: フランスのピアニスト | 1969年生