オサイチジョージ
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性別 | 牡 |
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毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1986年4月13日 |
死没 | 不明 |
父 | ミルジョージ |
母 | サチノワカバ |
生産 | 中村吉兵衛 |
生国 | 日本(北海道三石町) |
馬主 | 野出長一 |
調教師 | 土門一美(美浦) |
競走成績 | 23戦8勝 |
獲得賞金 | 4億1812万円 |
オサイチジョージは、日本の競走馬。第31回宝塚記念に優勝した。主戦騎手は、丸山勝秀。
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[編集] 戦績
1988年8月、阪神競馬場でデビュー。2戦2着が続いたが、連闘で出走した3戦目の新馬戦で、初勝利を挙げた。
しかし、この後脚部不安を発症し、長期休養を余儀なくされ、春のクラシックを断念した。 翌1989年の4月になって、ようやく復帰にこぎつけると、自己条件特別、オープン特別の葵ステークスと連勝。 重賞初挑戦となったニュージーランドトロフィー4歳ステークスでは、1番人気に推されたが、道中不利を被り、3着に終わった。 しかし、続く中日スポーツ賞4歳ステークスでは、先行抜け出しでの勝利。着差こそ、クビ差だったが、余裕を持っての勝利だった。 この後、夏は休養にあて、秋に備えた。秋初戦は、神戸新聞杯。 単枠指定の抜けた1番人気だったが、それに応え、夏の上がり馬バンブービギンに3馬身半差をつけての勝利を挙げた。 ところが、京都新聞杯では、バンブービギンに1馬身4分の1差し切られ、同馬の急激な成長を見せ付けられる形となった。 そして本番の菊花賞。主戦の丸山が騎乗停止処分を受けていたため、鞍上には西浦勝一を迎えることとなった。 人気は3番人気だったが、距離延長が響いたのか4コーナーではすでに一杯となり、バンブービギンの12着と大敗した。
5歳の初戦は、京都の金杯。ここは2000メートルの適距離であり、1番人気に応え快勝すると、 続く、中京記念も、58.5キロのトップハンデを克服し、アタマ差で連勝を飾った。 次走の産経大阪杯では、スーパークリークに地力の違いを示されての2着。 この後は、予定通り天皇賞(春)を回避し、安田記念に向かった。 丸山は、オグリキャップの後方につけ、これをマークするという作戦を取ったが、オグリの伸び脚についてゆけず、3着に入るまでだった。 そして、迎えた宝塚記念。人気は、オグリキャップ、イナリワンに次ぐ3番人気だった。陣営は、安田記念の反省から、オグリキャップの前で競馬をするという作戦を立てた。 レースは、2番手を追走し、4コーナーで楽な手ごたえで先頭に立ち、そのまま押し切るという、作戦通りの会心の勝利だった。 オグリキャップは伸びを欠き、3馬身半差の2着には入るのが精一杯だった。 人馬共に、これが最初で最後のGI制覇であった。
秋以降のオサイチジョージは、宝塚記念で燃え尽きたかのような走りを繰り返した。適距離である毎日王冠、天皇賞(秋)は、共に直線で伸びを欠き4着。 続く、ジャパンカップは13着という大敗だった。 この後、やや距離が長い有馬記念では、意地を見せオグリキャップの4着に逃げ粘ったものの、6歳時は惨敗を続け、有馬記念でダイユウサクの8着となったのを最後に引退、種牡馬入りした。
[編集] 引退後
引退後は、新冠町の泉しゅう牧場で、1992年から種牡馬として供用された。 30万円という安価な種付け料も手伝って、初年度、2年目こそ70頭近い種付け頭数が集まったものの、それ以降は激減。 さらに、産駒も全くと言っていいほど走らなかったこともあり、1999年9月に用途変更となり、食肉となった。(時期は不明、おそらく99年9月頃であろう。)
[編集] 年度別競走成績
1988年 (3戦1勝)
1989年 (7戦4勝)
- 神戸新聞杯(GII)、中日スポーツ賞4歳ステークス(GIII)、葵ステークス(オープン)
- 2着 京都新聞杯(GII)
1990年 (9戦3勝)
- 宝塚記念(GI)、中京記念(GIII)、金杯(西)(GIII)
- 2着 産経大阪杯(GII)
- 3着 安田記念(GI)
- 4着 天皇賞(秋)(GI)
1991年 (4戦0勝)
[編集] 血統表
オサイチジョージの血統 (ミルリーフ系/Grey Sovereign4×5=9.38% Nasrullah4×5=9.38%(父内)) | |||
父
*ミルジョージ Mill George 1975 鹿毛 |
Mill Reef 1968 鹿毛 |
Never Bend | Nasrullah |
Lalun | |||
Milan Mill | Princequillo | ||
Virginia Water | |||
Miss Charisma 1967 鹿毛 |
Ragusa | Ribot | |
Fantan | |||
*マタティナ | Grey Sovereign | ||
Zanzara | |||
母
サチノワカバ 1980 鹿毛 |
*ファバージ Faberge 1961 鹿毛 |
Princely Gift | Nasrullah |
Blue Gem | |||
Spring Offensive | Legend of France | ||
Batika | |||
サチノイマイ 1973 鹿毛 |
*チャイナロック | Rockefella | |
May Wong | |||
ミチアサ | *ヒンドスタン | ||
プレイガイドクイン F-No.4-m |
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