カリキュラマシーン
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カリキュラマシーンは、1974年(昭和49年)~1978年(昭和53年)まで、日本テレビ系列で毎週月曜日から土曜日の早朝に放映されていた子供向け教育番組。
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[編集] 番組の概要
アメリカの教育番組『セサミストリート』を目標として、教育要素に『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』のギャグエッセンスを加えた。
ちなみに『セサミストリート』は同じくアメリカのコメディ番組『ラフ・イン』を手本に作られており、『カリキュラマシーン』のスタッフは同番組に取り掛かる前の習作として、日本版『ラフ・イン』として『ゲバゲバ90分』を作ったという。
番組内の教育カリキュラムの策定には無着成恭が関わっている。
五十音表内の文字をアニメーションで動かしたり、拗音や促音について図的に発音を示唆したり、 タイルによる学習をできるだけビジュアルにみせたり、と、今日でも通用すると思われる映像で、幼児教育内容を扱ったが、『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』の傾向をそのまま持ち込んだため、 保護者が積極的に見せる、という図式は成立しなかったとされる。そのためか、視聴者層の大半は高校生・大学生だったと言われている。 (一例:あ行 う段の「う」・・・ (実例)女の人が中年の男の人に腕を組んだシーンを見せて「うわきの「う」」)
[編集] 放送時間帯
- 初回放送
- 平日は6:45~7:30の枠で「おはよう!ニュースワイド」を組んだたため。同時に「おはよう!こどもショー」は7:45~8:30へ移行した。
[編集] スタッフ
- 企画:井原高忠
- 製作:仁科俊介
- 音楽:宮川泰
- アニメーション:木下蓮三、スタジオロータス
- 脚本:城悠輔、松原敏春、喰始、高階有吉、下山啓、岡本一郎、かとうまなぶ、浦沢義雄、山崎光夫
- 演出:齋藤太朗、宮島将郎、重松修、神戸文彦、木島隆、渥美光三
- 製作著作:日本テレビ
- 番組テーマ曲:「カリキュラマシーンのテーマ」コーラス:西六郷少年少女合唱団
[編集] 出演者
- 齋藤太朗(ギニョさん 司会進行役)
- 西山健二(ゴリラの一郎 スーツアクター)
- 新木実(ロボットかの字(太郎))
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[編集] 特別番組
[編集] レコード
(B面「ゴリラの一郎 花とさけ」作曲:宮川泰 唄:常田富士男)
[編集] 関連項目
- おはよう!こどもショー
- ロンパールーム
- ママとあそぼう!ピンポンパン
- ひらけ!ポンキッキ
- とびだせパンポロリン
- ブンブンバンバン
- ウゴウゴルーガ
- ピタゴラスイッチ