ガイア・ギアの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガイア・ギアの登場人物(がいあ・ぎあのとうじょうじんぶつ)では、小説及びラジオドラマ『ガイア・ギア』に登場する、架空の人物を列挙する。
ここでは小説のみに登場することを前提とし、ラジオドラマのみ、または小説とラジオドラマ双方に登場する人物についてはその旨特記することとする。なお、声はラジオドラマ出演時のものである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] メタトロン
[編集] アザリア・パリッシュ
メタトロンの提督で、階級は少将。組織の実質的な指導者であり、シャア・コンテニュー・オペレーションを引き継ぐ。計画当初の目的通りアフランシをリーダーに迎えたものの、かつての英雄「シャア・アズナブル」の幻影をアフランシの中に見ており、その妄信的な思考が、後に組織内部の混乱を招く事となる。(声:麦人)
- 小説版
アフランシに出会い、仲間達に彼に対する態度を改めるように指導したが、アフランシ自身には拒否された。また、アフランシが部隊を直接率いる事に難を示したが、彼の主張を受け入れ承認したものの、この頃から組織の行く末は見えていた。地球降下後、第二波の増援では十分な機体を送らず、送信した情報も不正確なものであった。これはこの時点で、彼らメタトロンの首脳部とマハを疎んじた地球連邦軍の利害が一致した事で、マザー・メタトロンを譲る事を条件に、吸収される計画を進めていた為である。そしてついに、第三波の隊長にブノア・ロジャックを指名し、思い通り動かないアフランシを抹殺するように言い含めるまでに、彼らの思考は硬直していた。
[編集] アフランシ・シャア
かつての偉人「シャア・アズナブル」の記憶を受け継ぐ「メモリー・クローン」。南の島で幼馴染のエヴァリー・キーと暮らしていたが、宇宙へ旅立つようガバ・スーに告げられる。宇宙へ出た彼はメタトロンに迎えられるも、彼自身はあくまでも指導者としての存在を期待する首脳部の傀儡となる事を拒否し、つねに専用機ガイア・ギアαに搭乗し最前線に臨む。当初は現場の人間からも血筋だけで成り上がったものと思われ、疑問視されていたが、努力により弱点を克服しようとする姿勢と、生まれついての性格が好感を得たため、人望を集めた。しかし、首脳部との乖離は著しく、最終的には捨て駒として使われるまでになってしまう。だが彼は自己の存在を受け止めつつ、あくまで自分自身の道を切り開くべく奮戦した。(声:横堀悦夫)
- 小説版
ガバ・スーの逝去の際自分を預けた者からの伝言を伝えられ、宇宙へ出ることを決意する。エヴァリーを振り切り島を抜け出した彼は、たどり着いた島でトルース・シュトロンガーに出会い、"アフランシ・シャア"という名の意味の解釈を聞く。その島で自分を追ってきたエヴァリーがミハエルらの海賊グループに捕まってしまうものの、無事彼女を救出し、ミランダ・ハウ、バアム・ゼーゲンと出会う。自らの出生の秘密を聞かされた彼はゾーリン・ソールを受けとり、突入してきたマハを振り切って、シャトルをジャックし宇宙へ旅立った。メタトロンメンバーに迎えられた後、ヘラスへ旅立ち、ウル・ウリアン、トット・ゲーリング、メッサー・メットらの不良グループとの出会いを経て、マザー・メタトロンと合流した。ガイア・ギアαに乗り前線を指揮し、クリシュナ・パンデント奪還作戦へ臨み、無事彼女を助け出す事に成功している。その後はマハの地球降下阻止作戦、以降リエージュ上空戦、ホンコン・マハ迎撃戦など、つねに部隊のエースとなり活躍した。また、メッサーらの不良グループを鍛え上げたが、これは主義者としてのメンバーに新しい考えを取り込みたいという思いがあったようだ。しかし組織の中で孤立感を感じていた彼は、ミランダに頼ってしまい、彼女から関係を見直すよう伝えられている。しかし他の女性クルーにエヴァリーの面影を見るなど、本心は固まっており、戦後は地球に留まる事を願っていたが、そのことがクリシュナの離反を生む事になる。幾人もの犠牲を払いつつ、最終決戦においてウルとの決着をつけ、ノイシュヴァンシュタイン城でエヴァリーと再開を果たし、大西洋を望む島で一時の平穏を得るのであった。
ラジオドラマ版と比較すると、マザー・メタトロンのミサイル爆撃を決断するなど割り切った思考で行動している点が目立ち、鹵獲したブロン・テクスターを敵艦隊内に突入させ、融合炉を爆発させるという作戦も立てたほどである。
- ラジオドラマ版
[編集] アン・マーサン
三十一の二乗内で、アフランシを部屋に案内した女性。その態度は引き際を良く知るという。
[編集] エミール・ルーサ
メタトロンのパイロットの一人。ホンコン・マハを迎撃した戦闘で唯一生き残ったドハディのパイロットであるが、本人は標的にされなかっただけと言っていた。
[編集] キムリー・ブラウス
メタトロン所属の女性パイロット。ざっくばらんな性格で、やや粗野な面もあるケラン・ミードとコンビを組むことについても特に気にしていなかった。クリシュナ奪還作戦の際、ドハディ二番機で出撃した。第二波の増援として地球降下後、ガイア・ギアαの戦闘小隊に組み入れられ、メッサー達と共同でウルのブロン・テクスターを鹵獲している。サウンド版においては名前のみ確認されている。
[編集] クラッカワ・ナカガ
三十一の二乗に搭乗する医師。ニュータイプやサイコミュについて精通しており、アフランシとガイア・ギアαの、サイコミュの相性をチェックした。また、ジョーにもサイコミュについての講義をしている。
[編集] クリシュナ・パンデント
メタトロンの一員で、アフランシに強い敬慕の念を抱く混血の少女。クリシュナという名はインドの男神が元になっており、その名前にコンプレックスを抱いてもいたようだ。出身はサイド2のコロニー、ヘラス。(声:弥生みつき)
- 小説版
宇宙船スパシアス号に搭乗していたが、ウルと接触した際に拉致され、人質として利用されるものの、アフランシによって救出された。地球降下後、エア・フォース1に同乗していた所、キャビンから墜落してしまい、地上で気絶していたところウルに救出された。以前からアフランシが自分をエヴァリーの代わりとしか見ていない事を察していた一方、出会ったウルを青年から成長した一人の男として認識しだし、仲を深めていく。しかしルーバン亭での銃撃戦ではかつての仲間に銃を向け、また直後にはとっさの事とはいえエア・フォース1を撃墜してしまうなど、この頃から精神的な矛盾を抱え、一人苦悩する事になる。さらに唯一の心の支えであったウルが、アフランシに対して優越感を得るための対象として見ていたことに気づき、彼の元から去った。森の中をさまよっていた所をエヴァリーに助けられ、捜索に来たジョーに保護されたが、ジョーはウルに撃破されてしまう。解放され、アフランシたちと合流するも、処罰を下す事を避ける為、最終決戦前にアフランシと別れた。
- ラジオドラマ版
[編集] グレン・コールディル
メタトロン所属の大佐。アザリア・パリッシュ少将腹心の部下で、シャア・コンテニュー・オペレーションの推進者の一人。(声:西村知道)
- 小説版
組織内では作戦参謀を務めている。また、「三十一の二乗」の意味をアフランシに解説している。彼自身はアフランシに好意的であり、組織の身売りという事態になってもアフランシを気遣っているようだったが、最終的には組織の一員としてブノアに使命を遂行するように指示した。
[編集] ケイネス・ブレン
三十一の二乗のブリッジクルー。アフランシを気安く「シャアさん」と呼ぶ。
[編集] ケラン・ミード
メタトロン所属のパイロット。仲間の中での兄貴分である。根っからのパイロット気質の持ち主で、主義主張の拘りは持っていない。腕は一流であるが、その事を鼻に掛け、他のパイロットを見下す面もある。また独特のプライドを持ち、階級を気にかけていないため、上司であっても遠慮なく発言する。これらの態度はアフランシへも例外ではなく、当初は戦闘を仕切っていた。(声:難波圭一)
- 小説版
ヘラスへガイア・ギアを独断で出撃させ、アフランシ達を救った。クリシュナ奪還作戦ではドハディ一番機で出撃し、地球降下後も引き続きメッサー達と合流した際のマハとの遭遇戦等で主力となり活躍した。リエージュ上空での戦闘では、ウルのブロン・テクスターと相対し、圧倒的な性能差を腕でカバーし、引き分けに持ち込んだ。しかしブロン・テクスターは即座に機体を補修し、再度交戦状態となる。苦戦するサエスを援護すべく、機体の損傷を完全に修理できぬまま再び出撃したが、ファンネルの直撃を受け戦死した。
- サウンド版
[編集] ケンセスト・ベイレン
クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディ三番機のパイロット。
[編集] サエス・コンスーン
ヘラスでのメッサーの不良グループの一員で、彼と共にクリシュナ奪還作戦時、メタトロン側へ引き渡された。地球降下後メッサーと共に脱走、気変わりしたメッサーに従いアフランシたちと合流したが、リエージュでの戦闘にドハディで出撃し、ウルのブロン・テクスターによりコックピットをビームサーベルで貫かれ、戦死した。
[編集] シャア・アズナブル
アフランシの「メモリー・クローン」の元となる人物。(声:池田秀一)
- 小説版
ガウッサ18番機を乗っ取ったアフランシが名乗り、マハに傍受されていた。またキャスバル・ダイクンの名も登場している。
- ラジオドラマ版
アフランシの脳に埋め込まれたシャアとしての記憶が復活する際、たびたび登場する。ちなみに台詞は過去の作品のものに留まっているが、以前の音声を編集したものではなく、池田氏本人がスタジオで録音している。
[編集] ジャック・ブルーム
メタトロン初期の立役者で、組織内では伝説の人物。マハでも行方を捜索していたが、結局見つからなかった。かつてはアザリア提督と競うほどの実力を持っていたが、思想の違いにより組織を去り、作品中では既に引退している。過去にはモビルスーツにも乗っていたらしい。その名前を聞いた際にジョーを初め、ケランすらも驚きを隠せなかったことからも、偉大さが伺える。(声:田中信夫・ラジオドラマ版のみ登場)
75歳と高齢だが精力的で、アフランシの噂を聞きつけヨーロッパへ移動した。その途中にエヴァリーと出会い同行していた際には、エヴァリーにもう少し若ければアプローチしていたとジョークを飛ばす辺り、美人には目がないようだ。しかしその後マハに捕まった際の機転や、ダーゴル大佐とのやりとりからは、かつての面影を見せている。ヌーボ・パリで解放され、アフランシらに保護され、エア・フォース1に同乗した際は、クルーに上層部の考えを話し、ミサイル爆撃の中、進路をとる方向を支持するなど部隊の中で存在感を示していた。
[編集] ジョー・スレン
メタトロン所属のパイロット。クリシュナに形容しがたい感情を抱いていたが、それを想いとして自覚したのは彼女がいなくなってからであった。後にその想いが皮肉にも彼自身と、クリシュナを追い詰めていくことになる。(声:古本新之輔)
- 小説版
ヘラスにて盗聴器が仕掛けられたアフランシの後を追っていたが、その後さらわれたクリシュナを追尾、軽傷を負った。地球降下後にクリシュナが行方不明になった時に、初めてクリシュナへの想いを自覚するが、ルーバン亭でクリシュナに出会い、なし崩し的に撃ち合うことになってしまう。その時の衝撃により引き篭もってしまうが、投降したウルの証言を聞き、放置されていたゾーリン・ソールで彼女を捜索に出てしまう。運良く彼女を発見するものの、ウルのギッズ・ギースと遭遇。善戦するもののコクピットをビームライフルで焼かれ、戦死した。
[編集] セゴビィ・ミラン
三十一の二乗のデッキクルー下士官。物怖じしない性格のようで、ほとんど初見のアフランシに対しても気安く忠告していた。地球降下作戦にも同行しており、ガイア・ギアαにメッサーが乗れることを保証している。
[編集] セシアス・ジィギス
ブザンソンでの通信責任者の中年女性。ミランダと共に通信を担当した。豪胆だが用意周到な人物であり、ブザンソンの基地を放棄する際、トットの荷物も整理していた。
[編集] トット・ゲーリング
留置所に入れられていた巨漢の男。ヘラスの不良グループでは一目置かれる存在らしく、この名前を出すとメッサーはすぐに警戒を解いた。出会いこそアフランシといさかいを起こしたが、すぐに和解し、その場をとりなすなど人を見る目は確か。後に政治犯扱いされ、労働力として地球へ送られていた所メッサー達と出会い、そのまま脱走している。合流後は主に部隊のサポートに回り、持ち前の理性的な能力を発揮した。特にアフランシに対して、同等の目線から付き合うことの出来る数少ない人物であった。
[編集] ニアス・ケイン
クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディのパイロット。アフランシの呼び名を聞き、「アフラン」と言われた。
[編集] バアム・ゼーゲン
ズィー・ジオン・オーガニゼーションの関係者であり、ホンコンでゾーリン・ソールを管理していた中年の男。トルースの飲み友達であり、彼から情報を手に入れることによりアフランシの行動を把握していた。ゾーリン・ソールの保管場所までアフランシを案内したが、その直後突入してきたマハによって殺害されてしまう。アフランシを「キャスバル・レム・ダイクン」と呼び狼狽させたり、「ジーク・ジオン」との発言から、シャア・コンテニュー・オペレーションの初期段階から参加している旧ジオン残党であるようだ。
[編集] ハタナ・ノムソザキ
クリシュナ奪還の為に出撃した、ドハディのパイロット。
[編集] ブノア・ロジャック
マザー・メタトロンが派遣した第三波の援護部隊隊長。大柄な女性だが、しぐさは軽快であり、また見かけによらずかわいらしい笑顔を見せるという。三十一の三乗ではケランと対等に張り合う程の腕を持つパイロットである。極秘に首脳部からアフランシの暗殺を言い含められており、ナイーブな性格である彼女はそれを日記に綴っていた。不時着時に日記が保存されたフロッピーディスクを落としており、それをエヴァリーに拾われ、ジョーとクリシュナが知り、計画が露見する事になる。最終決戦において別行動部隊を率い、艦隊を狙った。その作戦は成功し、コイリュー及びマハ・ゲイジスの撃沈に成功するも、二艦の核融合炉の爆発に巻き込まれ、戦死した。
[編集] ヘイラル・ハルメス
メタトロン所属のパイロット。クリシュナ奪還作戦時にドハディで出撃した。地球降下作戦以降も部隊の一員として活躍するものの、ミュンヘンへの偵察行動の際、ウルに撃墜され戦死した。
[編集] ボーズ・ガルチェ
ボーズ戦隊を率いるパイロット。アフランシは彼を主義者の固さを持つパイロットと感じていた。ミュンヘンの工場群へ偵察に出たが、ウルと遭遇。撃墜され戦死したが、間際まで欺瞞に徹し、ブザンソンのメタトロン部隊の位置を特定させなかった。
[編集] マーガレット・レーン
三十一の二乗のデッキクルー。感情よりも仕事を優先する、さばけた考えを持つ熟練したスタッフである。艦内のデッキワーク全般のチェックを任されており、アフランシに汚れ物の処理を頼まれた他、よく面倒を見ていた。エア・フォース2のメカニックとして地球に降下し、冷静に仲間達を観察していた。仲間からはマギーの愛称で呼ばれる。
[編集] マドラス・カリア
メタトロンのメンバーで、主に現場でのまとめ役を務める。自分に与えられた役割も十分に理解している主義者である。年は40前後だが、アフランシを敬いつつも友人として付き合い、身の振り方を教えるなど、気さくな性格を持つ。(声:新井一典)
- 小説版
運搬船スパシアス号の船長で、宇宙へ脱出したアフランシを収容した後、ヘラスへ送り届けた。地球降下作戦以降にはエア・フォース1の船長となり、降下後も引き続き実働部隊を牽引。リエージュ上空での戦闘でエア・フォース1が撃墜された後も、下士官や一般兵など、人望を元にアフランシに彼らの声を伝えていた。
- ラジオドラマ版
[編集] ミッシェル・エーケン
マドラスのサポートとして活躍し、地球降下作戦時にはエア・フォース1の航海士を務めた。(声:堀本等)
[編集] ミランダ・ハウ
アフランシの出生に深く関わっている重要人物であり、出会ってからは常に日に影に彼を支えている。劇中の描写では彼女の態度は母親のそれであり、アフランシの母体は彼女であるとも思われる節もある。(声:平野文)
- 小説版
ズィー・ジオン・オーガニゼーションの関係者で、バアム・ゼーゲンの部下であるキャリアーウーマン。シャア・アズナブルの写真を携帯している。恋人は彼女をミュウと呼んでいるらしい。父親は地球連邦政府の高官であることが語られているが、彼女の活動は秘密にしているとのことである。アフランシとホンコンで出会った後、シャトルジャックを手伝い、宇宙に出た後は、彼に常に付き従っていた。アフランシは彼女を女としてみていたが、それを拒むことで、頼り切られないようにあえて突き放していたようだ。マハ追撃作戦時には、父親の職業が原因で地球には降りられず、三十一の二乗に留まったためアフランシと一時的に別れることとなる。第二波と共に地球へ降下した後は、主に通信を担当し、マザー・メタトロンとのやり取りで上層部の不審な動きを察していた。最終決戦前にアフランシと別れ、宇宙へ戻ったと思われる。
- ラジオドラマ版
[編集] ムラソコ
メタトロンへの連絡役。ヘラスで警官を勤めており、アフランシの釈放の経緯について報告していた。調査はしたものの、実際はどの部署が介入したかはわからなかったという。
[編集] メスラー・デッケン
メタトロン所属のパイロット。クリシュナ奪還作戦時にドハディで出撃した。アフランシに対して、存在を自覚して努力すべきとの意見をぶつけたケランの発言を支持していた。
[編集] メッサー・メット
ヘラスの不良グループのリーダー。彼が率いるメンバーはグレンツェ(=端っこの意)という、ヘラスの中でも最も貧しい地域の生まれである。(声:山寺宏一)
- 小説版
ヘラスで誤解によりアフランシと衝突するが、トット・ゲーリングの名を出され、態度を豹変させた。なお、彼が率いるグループの、アフランシに対する"アーフ"という愛称は彼が最初に呼んだものである。後のクリシュナ奪還作戦時、人数合わせの為政治犯として、仲間と共にメタトロン側へ引き渡された。仲間と共にアフランシの小隊に組み入れられ、反抗しつつも部隊のパイロットとして訓練を受けるが、その目的はマン・マシーンを奪い、脱出することにあった。しかし地球降下作戦時に禁止されていたにもかかわらず小隊を引き連れ出撃、レーザムを失うというミスを犯してしまう。 降下後の戦闘直後に機体と共に逃走し、遭遇した地球連邦軍に投降しようとするが、偶然トットと出会い、マハの実情を聞かされた彼は投降を取りやめてアフランシ達と合流した。それ以降はゾーリン・ソールを駆り、部隊の一翼を担うなど持ち前のリーダーシップを発揮したが、ミュンヘンに進行するホンコン・マハ部隊を迎え撃った際、機体の左腕を破壊されてしまう。帰還後に、アフランシからガイア・ギアαを任されたが、ウルのブロン・テクスター改良型との戦闘において、敵機を投降させ鹵獲するという収穫を挙げ、そちらを専用機としたため再びアフランシに譲っている。最終決戦において第二戦線の中核として出撃、ウルのギッズ・ギースと対峙するも、かつての愛機の癖を熟知していたウルに動作を予測されており、ビームライフルの直撃を受け戦死した。
- ラジオドラマ版
[編集] メンム・ケイレン
三十一の二乗の艦長。アフランシに対して、全面的に信頼しているわけではなく、後のアザリア提督がメタトロンを地球連邦軍に身売りする計画を立てた際にも、積極的に支持した。
[編集] レエ・セイアス
- 小説版
物心付いた時から親を知らずに育ち、その事が間接的にグレる原因となっていた。メッサーらと共にメタトロン側へ引き渡された後、小隊の一員として訓練を受けたが、その際の生活は今まで自由に生きてきた彼女の生き方に大きな影響を与えた。また、アフランシに対して当初否定的だったが、才能ではなく努力により課せられた役目を果たそうとしている事を知り、見直している。地球降下後にメッサーに従い逃走したが、トットの話を聞き考えを改めた彼に従いアフランシたちと合流した。その時の戦闘では唯一クリシュナの落下に気づき、報告している。リエージュへの偵察後の戦闘でウルに撃墜されるも、戦闘に参加したパイロットでは唯一の生存者となった。その後メッサー達と共同でウルのブロン・テクスターを鹵獲した。最終決戦においても活躍したが、ジャンウェン・フー、ウル機と遭遇。辛くも撃破は免れるも、機体は大破し不時着、駆けつけたアフランシを制し、エヴァリーへ彼を送り出し逝った。マン・マシーンの操縦では隠れた才能があったようで、性能の劣るドハディかつ女性という肉体のハンディを持ちながらも、メッサー達の仲間内で唯一最終決戦まで生き延びている。
[編集] レーザム・スタック
ヘラスでのメッサーの不良グループの一員で、彼と共にメタトロン側へ引き渡された。ヘラスにいた頃は長髪だったが、メタトロンでは切っている。地球降下作戦時ドハディで出撃し、ウルのブロン・テクスターに撃破され戦死した。
[編集] ロドリゲス・カロス
地球降下時にエア・フォース2の船長を務めた人物。任務に忠実で生真面目な性格である。
[編集] ユーロ・メタトロン
[編集] キュレ・オウレボ
ユーロ・メタトロンのスタッフ。独特の発音を必要とする「キュレ」という言葉にアフランシは苦労していた。
[編集] クロスハンゼン・スティンスリード
ユーロ・メタトロンの、長身のスタッフ。地球での補給担当指揮官を務める。ノルウェーのハーマルでアフランシたちを出迎えた。また、キュレの情報を元に逃走したメッサー達と会うための場所とコースを算出している。
[編集] ピョル・スタッフ
小柄であどけなさを残した少女。ふくれっ面の横顔に、アフランシはエヴァリーを思い出していた。
[編集] 地球連邦軍(マハ)
[編集] ウル・ウリアン
スペース・マハ所属のパイロットで少尉。貧しい出身ながら努力を積み重ねマハに入隊し、ダーゴル大佐に目をかけられる。また、自身も大佐の「改革は優れたものが内部から行うべき」との考えに賛同しており、彼の尖兵となり働くこととなる。エリートパイロットの道を歩む彼であったが、アフランシと出会い、生まれながら能力を持つアフランシに対し 強いライバル心を抱くと共に、クリシュナと出会ってからは心の奥に潜む闇が明らかとなってくる。端正な顔立ちで好青年の印象を与えるが、その性格は狡猾。(声:森川智之)
- 小説版
「悪意を消す」能力を持っているとされ、遭難を装いスパシアス号へと潜入した際はマハのメンバーという事を最後まで暴かれなかった。クリシュナを拉致した後ダーゴル大佐から新型機ブロン・テクスターを受領し、追撃するメタトロンを迎え撃った。地球降下後はビューシング・ナッグ一戦隊を任せられ、再三再四メタトロン側と交戦し多大な損害を与えたものの、決定的な攻撃を加えるには至らなかった。なお戦闘の帰還途中、気絶していたクリシュナを保護したことがきっかけで一時擬似恋愛的な付き合いをしていたが、その考えを見透かされ、彼女は去っている。ガイア・ギアαの性能が予想以上だったことからクリシュナ奪還作戦時のミスは取り消され、また数々の功績から改良型ブロン・テクスターを与えられる。偵察に出向いたところメタトロンと遭遇、戦闘の末小隊を壊滅させるが、直後のメッサー達の戦闘で機体を鹵獲され、投降した。メタトロンが基地を放棄したのにあわせ何とか脱出し、ギッズ・ギースで復帰。ジョーをも撃破し、クリシュナ・エヴァリーを捕らえる。
[編集] ガミアン・ヘーゲリック
ルーバン亭へ偵察に行ったメンバーの一人。クリシュナを連れて帰った後、ガゥッサで出撃した。ウルと共にレエ機を撃墜するも、続くガイア・ギアαとの戦闘において待ち伏せを仕掛けようと身を潜めていたところを悟られ、逆に大破させられた。
[編集] ギュラーム
ルーバン亭へ偵察に行ったメンバーの一人。怪我を負ったもののかろうじて合流時間に間に合い、ガゥッサで出撃したが、レエのドハディのバルカンにより撃破された。
[編集] コンスタン・ペルケーネ
ビューシング・ナッグのデッキクルーの一人。ケランのドハディとの戦闘で損傷したブロン・テクスターの装甲を取り替えた。
[編集] ジェラン・アルサ
ウルが所属するビューシング・ナッグのメイン・パイロット。クリシュナとの会話を無線で流し、傍受させる事でメタトロン側の動揺を狙った。ヌーボ・パリにいる恋人に会える事で喜んでいたが、ミュンヘンへのコース変更により叶わなくなり、目をショボショボさせていた。
[編集] シムナウ・アーバン
スペース・マハ所属の通信士官で、階級は中尉。ヘラスでの通信を傍受し、ウルに聞かせていた。地球降下後は作戦参謀を務めている。
良くも悪くも日和見主義であるが、独特の人なつっこさを持つため実力主義のウルとも仲が良く、ウルは頻繁に彼の勤めるインフォメーション・センターに出入りしている。温厚な彼だが、捕虜に対する自白剤の増量を強く非難しており、軍人としてだけの人間でないことを示していた。衷心からダーゴル大佐に再三諫言をするも、それらが聞き入れられることはなく、最終決戦において大佐を諌めている最中、マハ・ゲイジスの撃沈により戦死した。
[編集] ジョナサン・リーヴ
ヘラスでウルを支援すべく出撃した、ガゥッサ18番機のパイロット。ケラン・ミードのガイア・ギアから直撃を受け、コロニー内を滑空していたが、高度の目測を誤り墜落。姿勢を立て直そうとしたものの、コクピットを開けられアフランシに機体を明け渡す事となる。この時代、敵味方を問わず実戦を経験し、臨機応変さを持ち合わせたものは極めて少なく、マン・マシーンのパイロットである彼もまた同様であった。
[編集] ツィ・イェンガン
地球連邦軍の少佐で、政治犯を連行していた。彼もまた退役後は地球に暮らすことを夢見ていたが、マハ・ゲイジスの降下により整地作業の監督を強いられてしまったことに加え、地球は神聖なものであり、そこに囚人を持ち込むことは地球の復元を妨げてしまうと考えているため、マハのやり方には反感を覚えている。
[編集] ハリー・スェームズ
マハ・ゲイジスの艦長。部下への気遣いも見せる、優秀な上官である。最終決戦においてマハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。(声:谷口節)
[編集] ビジャン・ダーゴル
地球連邦軍内の組織、マハ所属の大佐。地球連邦改革の必要性を認めているが、それは内部から行うべきと考えており、その実現の手段として、一介の特殊組織にしか過ぎなかったマハを、地球連邦軍内での実権を握るべく暗躍する。その手段として、地球を選ばれた人類により管理し、発展させてゆく「地球逆移民計画」を発案する。地球連邦政府の認証を受けた彼は、計画を実行に移すため地球に降下した。しかし地球連邦軍を私軍のように扱っていた事や、急速に計画を進めたことが、軍に獅子身中の虫と見なされ、排除される事となる。
彼を語る上で外せないのがワーグナーである。地球での拠点をバイエルンのノイシュヴァンシュタイン城に置くなど、良く言えばロマンチスト、悪く言えば通俗的な人物であった。小説版では特にこれが顕著で、熱狂的、ともすれば偏執的なワグネリアンであり、ノイシュヴァンシュタイン城に固執した結果、死を招いた。それに対してラジオドラマ版ではワーグナーを愛する人物という点は共通であったが、あくまで人類や地球全体を考えての計画発案であり、大局的な見方で行動する指揮官という役柄であった。(声:中田譲治)
- 小説版
ここでの彼の立場はヘラス政庁の総責任者であり、登場時にはマハが独自に動くため、暗に言質を取るなど強かな面を見せた。また地球への移住という餌で徴兵制を復活させ、コロニーの犯罪者を労働力として地球へ連行するが、真の狙いは兵士や労働者を消耗させ、人減らしを図る事にあった。地球降下作戦時には旗艦マハ・ゲイジスに乗船、ヌーボ・パリに降り、バイエルンを拠点にガイア・エンペラーの建設に向けて行動した。メタトロンのミサイル攻撃を予想したものの、その攻撃は予想を遥かに上回るものであり、ヌーボ・パリは殲滅されてしまう。ホンコン・マハを呼び寄せ、解放されたウルにギッズ・ギースを与えるなど、文字通り彼にとっての最後の砦、ノイシュヴァンシュタイン城を防衛しようと画策するも、その拘りを見抜いたアフランシはブノア・ロジャック小隊を密かに潜伏させる。最期はブノア小隊により撃沈されたコイリューの爆発にマハ・ゲイジスが巻き込まれ艦体が爆発、戦死した。
[編集] マリーサ・ナジス
ダーゴル大佐の副官を務める女性。階級は大尉。(声:山田栄子)
- 小説版
有能な士官であると同時に、大佐の愛人的人物でもある。最後まで彼に付き従っていたが、最終決戦においてマハ・ゲイジスの撃沈と共に戦死した。
- サウンド版
[編集] レイラ・セイバー
ウルと同期の女パイロット。宇宙では彼と1・2を争うほどの腕を持つ。赤く塗装されたブロン・テクスターに搭乗した。(声:勝生真沙子)
[編集] ホンコン・マハ
[編集] ウォン・ロー
[編集] ジャンウェン・フー
新鋭機ギッズ・ギースを駆る凄腕のパイロット。政治とは関係なく動く、優秀な軍人であり、ダーゴル大佐には本当の戦闘者と評された。(声:中原茂)
- 小説版
部隊を率いてミュンヘンへ進行する途中、アフランシの部隊と衝突。戦闘開始時に3機を撃墜するも、長期化の不利を悟り撤退した。最終決戦においてレエ機と交戦中、ガイア・ギアαの攻撃を受け、戦死した。
[編集] チョウ
[編集] リィホアウォン(麗華黄)
ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。ギッズ・ギースに搭乗する。アフランシたちとの初戦も生き残った。ダーゴル大佐の前でマハのガゥッサと模擬戦を行い、ギッズ・ギースの圧倒的性能差を知らしめているが、ジャンウェン・フー曰く生き残った三人の内で、最も未熟なパイロットであるという。
[編集] リン
[編集] レイ・チャン
[編集] ロゥ
[編集] ロウ燕
ジャンウェン・フーの部隊に所属するホンコン・マハのパイロット。ギッズ・ギースに搭乗する。
[編集] 民間人
[編集] エヴァリー・キー
アフランシと共に南の島に暮らす女性。彼の幼馴染であり、恋人であり、また妻でもある。精神・肉体ともに混血独特の力強さを持つ。また小説版ではニュータイプであるような描写がなされている。(声:岡村明美)
- 小説版
ガバの遺言に従うアフランシに、宇宙へ発つ事を告げられ、この時は拒否した。密かに島を抜け出した彼を追ったが、ミハエルらに捕らえられてしまう。無事アフランシに救出されたが、彼とはホンコンで別れることとなる。島に戻ってから、地球連邦軍の活動にあわせ、地球を回りつつヨーロッパへの旅を続けていた途中、クリシュナと出会い、彼女を助ける。メタトロンの合流地点を探す途中、ジョーと出会い保護されるが、ジョーはウルに討たれ、偽名を使ったものの、クリシュナによりその身分を暴かれてしまい、マハの捕虜となった。ダーゴル大佐の尋問を受けた後、囮としてノイシュヴァンシュタイン城へ移されたが、最終決戦後、レエに発見され、アフランシに助けられた。終戦後はアフランシと共に旅を続けたが、妊娠が判明した事もあり、エール大陸の果て、大西洋に面した土地に落ち着いた。
[編集] エントー・シスメシア
ヘラスに住む老婆。星占いで知られているという。(声:藤夏子)
- 小説版
周りから「星占いのエントー」と呼ばれる占い師。アフランシを「星のない男」と評し、捨て子であることを言い当てた。その後も彼に対しさまざまな事を伝えるが、爆撃に遭った際、部屋から脱出するも行方不明となってしまった。
[編集] カサン・ムース
ガバ・スーの結婚相手。作中では既に故人である。作中で23年前とあるため、亡くなった年はUC180年と思われる。
[編集] ガバ・スー
アフランシにとっての父親であり、処世術を教えた師でもある。(声:山内雅人)
- 小説版
若い頃にさまざまな冒険した後、カサン・ムースと結婚し、島に落ち着いた。何人もの子供を育てたが、子供らは機械好きが多かったといい、それがズィー・ジオン・オーガニゼーションからアフランシを預かった原因の一つであるという。最期は穏やかに天寿を全うし、息を引き取る間際にアフランシに宇宙に出るように伝えた。
[編集] キャリ・ハウ
アフランシの友人でありながら常に彼を敬うような話し方をする。その名前はミランダ・ハウの類縁のものと思われ、ズィー・ジオン・オーガニゼーションとの繋がりをうかがわせる。エヴァリーをホンコンまで送り届けたが、ミハエルらに気絶させられてしまう。その後は不明だが、エヴァリーと共に元の島へ帰ったと思われる。
[編集] グレン
アフランシが島を抜け出した後、食事をするために入った飲み屋の黒人のマスター。彼に水割りを勧めるなど飲み方を教えた。
[編集] グロリア
脱走したメッサーたちに食事を振舞った老婆。サエスの迫力じみた声にも動じず、落ち着いた振る舞いを見せる。また、夫が軍で働いていたらしく、その事を例に死にきる覚悟を3人に説いた。
[編集] ジェームス
アフランシを捕まえた警官が報告するように伝えていた相手。アフランシが釈放される際にウソの証言をし、それを指摘された。
[編集] トルース・シュトロンガー
飲み屋の中年の客。裏の顔はメタトロンが放った監視員である。白人貴族主義の持ち主であり、初対面で「アフランシ」を"シンボル"と告げ、宿を貸す間にアフランシ・シャアの名前の由来についての独自の解釈や、島の人々が選ばれた人々である事を語った。この時点でアフランシの記憶は戻っておらず、島の人間とバカにしていたが、エヴァリーを殴り飛ばした際、一部の記憶が戻った彼に論破された。その後ミハエルにアフランシを殺すよう依頼していたことが明らかになっている。
[編集] ヤン教授
ギッズ・ギースに搭載されている新型炉「ψ-サイクル融合炉」を開発した人物。"虚軸鏡像理論"によって成り立っているらしいが、現状で詳細は不明である。
[編集] レジスタンス
[編集] ジャコブ・ベルハーレン
ルーバン亭で働く男。痩身ながら筋肉質でしなやかな体躯である。彼もまた、反地球連邦運動の運動員であった。
[編集] ピエトロ
ルーバン亭で働く青年。同時に反地球連邦運動員でもある。銃撃戦で負傷したジョーの手当てをファレスに頼まれた。
[編集] ファレス・デ・ミンネ
リエージュでルーバン亭を経営していた中年の女性。ルーバン亭の実情は反地球連邦運動の仲間達の連絡先である。リエージュ亭の銃撃戦で拠点を放棄した後は、マドラスたちに同行し、墜落したエア・フォース1のメンバーを救出した。その後もお互いたびたび情報をやり取りしている。
[編集] ミハエル・キンゼイ
定期便をシージャックしたグループのリーダー。反地球連邦政府運動員であり、シャトル台の爆破に向かう途中に、トルースの依頼と身代金を目的に船を襲ったものの、エヴァリーを人質にとったためにアフランシの怒りを買い、拘束された。アフランシの要請によってシャトル台爆破は中止したが、連邦の転覆という組織の目的遂行を条件に解放された後、ボヤにまぎれて船から脱出している。
[編集] 関連項目
ガンダムシリーズ (カテゴリ) | ||
シリーズ一覧: | ガンダムシリーズ一覧 - ゲーム作品一覧 - SDガンダム | |
世界観: | 宇宙世紀 - 未来世紀 - アフターコロニー - アフターウォー - 正暦 - コズミック・イラ - SDガンダム | |
ガンダムシリーズの映像作品 | ||
テレビシリーズ: | 機動戦士ガンダム - Ζガンダム - ガンダムΖΖ - Vガンダム - Gガンダム - ガンダムW - ガンダムX - ∀ガンダム - ガンダムSEED - SEED DESTINY - SDガンダムフォース | |
OVA: | 0080 - 0083 - 第08MS小隊 - Endless Waltz - MS IGLOO - SEED STARGAZER - SD外伝 ジークジオン編 - - GUNDAM EVOLVE | |
劇場版: | 逆襲のシャア - ガンダムF91 - G-SAVIOUR - GUNDAM THE RIDE - グリーンダイバーズ - SD外伝 聖機兵物語 | |
ガンダムシリーズの劇中項目 | ||
劇中項目一覧: | 人物一覧 - 機動兵器一覧 - 艦船及びその他の兵器一覧 - 用語一覧 | |
テンプレート |