ガンダム バトルロワイヤル
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ジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
開発元 | アートディンク |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
人数 | 1~4人 |
メディア | UMD |
発売日 | 2006年10月5日 |
対象年齢 | CERO: 全年齢 |
ガンダム バトルロワイヤルはバンダイナムコゲームスより発売されたプレイステーションポータブル用のゲームソフト。ジャンルは3Dアクションシューティング。
目次 |
[編集] 概要
「連邦vs.ジオン」シリーズに代表されるような「機動戦士ガンダム」シリーズを題材にした3Dアクション。プレイステーションポータブル用としては前年に発売された「ガンダム バトル タクティクス」の続編だが、様々な面が改良、グレードアップしている。
シナリオモードでは地球連邦軍かジオン公国軍を選択し、キャラクターを作成する。その後、モビルスーツを選択し、ミッションへと向かう。ミッションは「時間内に敵機を全滅させる」「大型モビルアーマーを撃墜する」「味方を護衛する」など様々なものがありそれらを達成していく。相手の攻撃をある程度受け、HPが0になると、機体が撃墜されミッションは失敗となる。ミッションに成功すればそれに応じて機体のチューニングポイントを得ることができたり、パイロットが成長したり、新たなMSやパイロットが使用可能になることもある。シナリオをクリアしていくと、舞台はやがてU.C.0087へと移り、エゥーゴかティターンズへと所属するようになる。ミッションは全部で100以上ある。
[編集] 特徴
従来のガンダムのアクションゲームにない以下の特徴がある。戦闘中に武器の持ち替えが可能になっており、例えばZガンダムならメイン射撃武器をビームライフル、グレネードランチャー、ハイパーメガランチャーから持ち替えることが可能になっている。サブ武器のバルカン、格闘武器のビームサーベル、ウェーブライダー形態への変形なども可能。
- SPゲージ
時間とともに増加していくSPゲージがあり、これを消費してチャージ射撃、チャージ格闘、ブーストダッシュ、SPアタック、ハイパー化が可能。
- チャージ射撃、チャージ格闘
- 少量のSPゲージを消費し、通常より強力な攻撃ができる。ブーストダッシュはSPゲージを消費し、通常のダッシュよりも高速な移動ができる。
- SPアタック
- ゲージを1本消費して行う超強力な攻撃。
- Zガンダムなら「ハイパービームサーベル」、百式なら「メガバズーカランチャー」、ガンダム5号機なら「ガトリングガン」、ケンプファーなら「全弾発射」、ブルーディスティニーなら「EXAM発動」とMSによって異なる。
- 非常に強力で、ヒットさせれば弱い敵なら確実に撃墜できるが、ガードされると簡単に防がれてしまうため、闇雲に使ってもSPゲージの無駄遣いになり手痛い反撃を受けることもある。
- ハイパー化
- SPゲージを2本全て使用し、一定時間無敵になる。
- カスタマイズ
MSのカスタマイズも可能で、ミッション終了後に成績に応じて振り分けられるポイントでHP、機動力、バランサー、射撃攻撃、射撃精度、格闘攻撃、格闘精度、レーダーなどのさまざまな能力を強化できる。またパイロットの能力も成長し、これらの育成もゲームの楽しみとなっている。
- 対戦モード
対戦モードでは4人までの対戦が可能で、2チームに分かれた対戦、4人のバトルロイヤルや、ビグ・ザムやアプサラス、サイコガンダムといった大型MAを協力して撃墜するミッションもある。これらの協力ミッションで機体やパイロットを育成することも可能。CPUとの対戦や協力プレイも可能。
こういった従来のガンダムゲームない要素が多数盛り込まれていることや、ミッションや機体数のボリュームなどから評価は高い。
[編集] 参戦作品
MSは以下のシリーズより合計70種類以上が参戦している。フルアーマーガンダムやアッグ、パーフェクトジオング、ゼータプラスなど従来の作品には登場していなかったMSも操作可能になっている。
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士Zガンダム
- MSV
- MS-X
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で
- ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
- 機動戦士ガンダム戦記
- 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望
- ガンダムセンチネル