クロスメディアバー
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クロスメディアバー (Cross Media Bar; XMB) とは、ソニーが採用しているユーザーインターフェイスの一つ。横と縦で操作が分かれる。横はカテゴリ、縦はその内容(ただしVAIOは構造が異なる)を表す。アイコンを用いている。
[編集] 特徴
XMBの特徴は、横軸に各カテゴリ(機種により異なるがミュージック、ビデオなど)から、縦軸に各メディアや(メモリースティックなど)へと分かれ、その後グループ(パソコン上でいうフォルダ)からファイルを選択して、再生や回覧と進む手順になっている。アイコンが滑らかに動く様子や、非選択時には半透明化し、選択時にはバックでやわらかく点滅する効果など、視覚的にもわかりやすいデザインとなっている。
また、XMB製品は「ホーム」ボタンで各カテゴリを選ぶと、トップ画面に戻る。PSX向けに開発・採用された。
キーの操作が縦と横でわかれているので、縦方向にしかファイルを検索出来ないことから、大量のファイルの検索にはかえって手間を要することがある。
[編集] 採用製品
- プレイステーション3
- PSX
- プレイステーション・ポータブル
- VAIO
- スゴ録(PSX発売以降の機種)
- WEGA(上位機種)
- BRAVIA(上位機種)
- au向け携帯電話