ケープコブラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?ケープコブラ | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||
Naja nivea | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
ケープコブラ | ||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||
Cape Cobra |
ケープコブラ(Naja nivea)は、有鱗目(トカゲ目)・ヘビ亜目・コブラ科に分類されるヘビの一種。南アフリカ及びその周辺に生息する。有毒。
[編集] 特徴
全長1-1.5mで、最大は2m。コブラ属(Naja属)の中では標準的な大きさの種。茶褐色の体色。名前の由来は、ケープタウン近辺に生息していることによる。但し、ケープタウンだけに生息しているわけではなく、アフリカ南部の広範囲に生息する。餌はネズミや小鳥、カエル、トカゲなど。本種は主に地表性であるが、木に登ることもでき、樹上の鳥の巣を襲うことも多い。本種は他のコブラと同様にフードを持ち、危険が迫ると鎌首を持ち上げてフードを広げて威嚇する。
[編集] 毒
毒は強力な神経毒で、毒量も多い。治療を行わないと死亡率は60%に達するという。但し、現地には抗血清が常備されているので、咬まれたら、慌てず病院へ行くと良い。 治療がきちんと行われれば、死ぬことはほとんどない。また、本種は神経毒が多いので、後遺症も起こらない。