コロン (菓子)
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コロンは、江崎グリコが発売している菓子。 円筒形のビスケットの芯の部分にクリーム等が充填されている。特に「クリームコロン」は古くから人気を博しているロングセラーの商品である。 通常売られているのは100~140円の標準サイズの箱(2005年以降は丸みを帯びた箱になっている)と、150~200円の中型サイズの箱(小袋6袋入り)である。 また、地域限定の味のコロンが全国各地で売られており、手軽なお土産の定番となっている。
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[編集] 発売中の商品
近年は、レギュラー商品として、丸みを帯びた箱に入っているもの2種(クリームコロン+1種)と、 小袋6袋入りが入った箱(クリームコロン+1種)が店頭に並んでいる。
- 丸みを帯びた箱
- クリームコロン
- 抹茶ミルクコロン
- 小袋6袋入りの箱
- クリームコロン
- たっぷりいちごコロン
[編集] 地域限定商品
1998年から順次、各地の駅・空港・サービスエリア・土産物屋などで、それぞれの地域限定の商品が売り出されている。 大型の箱は1050円で、レギュラー商品に比べて割高であるが、それぞれの土地の特徴を活かした味が楽しめる。 近年は小さな化粧箱入りのセットが売り出されている。売価は630円。 値引きされて売られることは少ない(カード提示により全品10%OFFになる売店などはある)が、 沖縄のパインコロンについては、国際通りなど土産物屋の競争が激しい地区においては840円程度で売られることが多いほか、 小袋がばら売りされていることもある。
- 大型箱(小袋18袋入り)
- 宇治抹茶コロン(近畿地区限定)
- つがる林檎コロン(東北地区限定)
- 信州あんずコロン(信州地区限定)
- パインコロン(沖縄県限定)
- 銀座かすたあどコロン(東京限定)
- 中型箱(小袋10袋入り)
- ポンジュースコロン(四国地区限定)
- 化粧箱6箱セット
- あんこコロン(北陸地区限定)
- 北海道カマンベールチーズコロン(北海道限定)
- つがる林檎コロン(東北地区限定)
- 信州あんずコロン(信州地区限定)
- 神戸北野の珈琲コロン(近畿地区限定)
- ポンジュースコロン(四国地区限定)
[編集] 過去に発売された商品
通常売られる商品であっても、クリームコロン以外の味については頻繁にラインナップが入れ替わる。特に2002年以降は新製品が多いうえ、同時に販売されるのは高々3種程度である。 マイナーチェンジを繰り返すチョコレート味・いちご味の系統はともかく、その他の味については事実上期間限定商品といえる。
- 標準サイズの箱
- クリームコロン
- チョコレートコロン(旧:青い箱)
- ブルーベリーヨーグルトコロン
- チョコレートコロン(新:茶色い箱)
- マンゴーとシトラスフルーツのコロン
- ふわふわ桃のコロン
- チョコパフコロン
- ふわふわラズベリーのコロン
- ふわふわマロンのコロン
- ダブルチョココロン
- ふわふわプリンコロン
- ストロベリーコロン
- 小型縦長サイズの箱
- いちごミルクのコロン
- バナナのコロン
- 丸みを帯びた箱
- さくらんぼコロン(東北夏祭り限定)
- 小袋6袋入りの箱
- いちごコロン
- ホイップチョコレートのコロン
- 練乳いちごコロン
- いちごフロマージュコロン
- たっぷりミルクのココアコロン
[編集] ぐりこや限定商品
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- コロンの棒
- コロンの棒 たっぷりいちご
- コロンの棒 ダブルチョコ
- コロンのバウムクーヘン
- クリームコロン大箱(20袋入り)
[編集] 名称について
collon は、欧米言語の標準の語彙には無い。 「大腸」を表すのは colon である。記号のコロン(:)も同様。「オーデコロン」の「コロン」はドイツの「ケルン」の仏語読み Cologne であり、これも関係ない。
[編集] コロンが登場する歌
嘉門達夫の楽曲「オーマイガー!! スキスキお菓子バージョン」において、クリームコロンの中身を爪楊枝を用いて取り出して先に食べると美味しいことが歌われている。
[編集] 世界のコロン
中国・タイ・ハワイではコロンが現地法人により製造・販売されている。中国のマンゴー味・ハワイのコナコーヒー味など、日本とはラインナップが異なる。 また、オーストラリアなど各国の輸入食料品店において、タイ語などが付されたパッケージのコロンを目にする。