サタデー大人天国! 宮川賢のパカパカ行進曲!!
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サタデー大人天国!宮川賢のパカパカ行進曲!!(サタデーおとなてんごく!みやかわまさるのパカパカこうしんきょく)は、TBSラジオで放送されている生放送番組。
ここでは、改題前の番組「サタデー大人天国!宮川賢のパカパカ90分!!」も含めて記述する。
目次 |
[編集] 放送時間
- 毎週土曜日 15:00~16:55
- 局内のキャンペーン「環境を考える一週間」中はこの時間帯が環境特番に割り当てられ、番組は休みになる。
[編集] 出演者
出演者補足
[編集] 概要
毎回決められたテーマの失敗談をリスナーが電話で発表、失敗談のおもしろさで勝敗を決定する生放送。
各週のチャンピオンの音声は番組HPで聴く事ができる。
[編集] 番組の流れ
- オープニング(15:00~)
- 時報が鳴った直後に宮川が「もしもし~」と言って始まり、最初にリスナーが今回のテーマに関係した失敗談を話して最初の合否が決まる。
- その後、宮川が「週に1回、アナタもバカを吐き出してすっきりしよう!サタデー大人天国! 宮川賢のパカパカ行進曲!! 」とタイトルコールをする。(聴取率調査週間であるスペシャルウィークには、タイトルコールを大声で叫ぶことが慣例となっている。)
- 宮川一人のトークが始まる。この時には、スタッフの失敗談も紹介する。
- とびだせ!バカ大人選手権(15:15~)
- 引き続きリスナーによる失敗談の披露。合格の鐘が鳴らされた人には合格祝いとして3000円が支給される。(聴取率調査週間では合格祝いが5000円にUPされる。さらに失敗談応募者の中から抽選で商品券のプレゼントがある。)
- 構成上、約30分おきに「ファースト・ステージ」「セカンド・ステージ」「サード・ステージ」「ファイナル・ステージ」と区切っているが特に意味はない。
- エンディング(16:50頃)
- 合格者の中から最も面白かったエピソードにMVB賞(Most Valiable Bakaの略。ということでBはバカの意)として合格祝いの3000円が3万円にUPする。(聴取率調査週間でも3万円。)
[編集] パカパカ行進曲マイルド
不定期に行われる
- ゴールデンウィークやお盆休みなど行楽、レジャー、帰省中の車内で子供も聞くことが多くなる時に編成される。通常の放送時とは違い、エロ、下ネタ系のエピソードは原則禁止となり、車内の家族の雰囲気を重くしないようなエピソードで構成される。
- この編成の場合、ジングルも通常とは違う物となり、宮川はあまり「バカ」という言葉も多用しない。区切りのステージ告知も「セカンドステージ マイルド」と言う。
[編集] 特番
- パカパカ90分大晦日スペシャル ゆくバカくるバカ
- パカパカ行進曲 ゆくバカくるバカ2006
[編集] 歴史
2001年4月7日に「サタデー大人天国!宮川賢のパカパカ90分!!」としてスタート。放送時間は土曜15:30~16:55。
その後番組の人気も高まり、2003年10月には放送時間を30分拡大して15:00からスタート、番組名が現在のものになる。しかし、15:00~15:30に「ツムラ街角ヤッホークイズ(下記参照)」があり、実質「パカパカ90分!!」の内容は拡大してはいない。
2005年3月をもってツムラ街角ヤッホークイズは終了、ここで「パカパカ90分!!」の内容は2時間に拡大した。
[編集] 以前のコーナー
- 勝ち抜き!バカ大人選手権
- 現在の飛び出せ!バカ大人選手権の前身。「パカパカ90分!!」から2006年9月30日まで行なわれていた。リスナーが失敗談を語る形式は同じだが、勝ち抜きシステム(ラストマンスタンディング方式)で行なわれており、エンディングの時点で勝ち残っていた人がチャンピオンとなっていた。賞金システムは何度か変更が行なわれているが、コーナー終了時の賞金システムは以下のとおりである。
- チャンピオン 3万円
- 番組最初の勝者「ファースト・チャンプ賞」5千円(聴取率調査週間は1万円)
- 上記以外で3時台から一名選出「3時の宮川賞」5千円(〃)
- 上記以外で4時台から一名選出「4時の宮川賞」5千円(〃)
- 目指せ!カラオケマスター
- 昨今のJ-POPの流行などわからないオヤジをハガキで募集し電話で出演、発売されたばかりのJ-POPの新曲を聴いて番組中に覚え、カラオケで歌う。このコーナーは二部構成で、番組前半にオヤジのカラオケでの十八番などのトークの後、曲をかける。番組後半、オヤジが再度出演し、覚えた歌をカラオケテープにのせて歌う。
- 宮川は後日フリートークで、このコーナーに出演していたオヤジたちは皆、番組スタッフの知り合いに頼み込んで出演してもらっていたサクラであったことを明らかにしている。何でも、応募が全く無かった為とのこと。コーナー自体も番組開始から三ヶ月で打ち切りとなった。
- 語尾叫び
- リスナーが電話で出演、言いたいことを指定された語尾で叫ぶだけのコーナー。上記の『目指せ!カラオケマスター』同様、出演したリスナーは皆サクラで、番組開始後三ヶ月で消滅。
- ツムラ街角ヤッホークイズ
- 2003年10月の放送時間拡大時から、2005年3月まで放送されていた。お笑いコンビX-GUN(当時)が、毎週スーパーやホームセンターなどから生中継し、買い物客二人を解答者として進めるクイズ番組。
- クイズは解答が数字になる問題が5問出題され、回答数に応じて賞金がもらえる。多く回答できた方が勝者となり、敗者も回答数に応じた賞金をもらえるのだが、勝者のみ賞金を倍にできるイントロクイズに挑戦できる。
- クイズに解答する際、解答者は事前に宮川から指示された辺鄙な言葉を、答えの数字だけメガホンで叫び、最後に「スッポン!」と一言つけないと回答とみなされない。例えば四択問題で答えが「3」・叫ぶ言葉が「○△□」の場合、『○△□、○△□、○△□、スッポン!』となる。番組後期では、スペシャルウィーク期間中は「すっぽん!」ではなく「トロ!」に変更されていた。
- 勝者のみ参加できるイントロクイズは、曲のイントロの他に何かしらの効果音(セミの鳴き声等)を一緒にかけて、解答をわかりにくくする工夫がされているが、大抵メジャーな曲が解答となるため、出演したほとんどの解答者が正解し賞金を倍にしている。
- パカパカsaitaハッピーライフ
- セブン&アイ出版が発行する生活デザインマガジンsaitaとのコラボレーション企画。2005年10月から12月まで放送されていた。
- 宮川が主宰を勤める劇団ビタミン大使ABC所属俳優野村沙月がスタッフとともに各地のイトーヨーカ堂を訪問し、雑誌掲載レシピのライブクッキングなどを行っていた。
[編集] テーマ曲
- 「パカパカ90分!!」当初から、ピラニアンズ「マルチニーク」の音程を上げたもの使用。
[編集] 受賞歴
- 前番組の「パカパカ90分」は、放送批評懇談会・第40回ギャラクシー賞(2002年度)奨励賞を受賞した。
[編集] 参加した有名人
- 荒川強啓 デイ・キャッチ!のパーソナリティ荒川強啓はよくこの番組を聴いており、2005年3月19日の放送では「勝ち抜きバカ大人選手権」にも出場した。ちなみに判定は「負け」。
[編集] 決まりごと
- 20歳代の女性が登場すると「いらっしゃいませ」、10歳代の女性が登場すると「やあ!」と宮川がスタッフと一緒に挨拶するということになっている。
- 印象に残った登場をしたり、語尾が変だったり、決めゼリフがあったりというようなリスナーが出てきた場合、失敗談の間20秒置きぐらいに○○(決めゼリフが多い)を言わせることや、何かを叫ばせることがたびたびある。
- 出場者が自分の失敗談を披露中、あからさまな下ネタワードを言おうものなら爆発音と共に、「You Lose He,He,He,He・・・」と言う最悪な負け判定となる。また宮川に「帰れ!!」「叩き出せ!!」などという罵声をあびせられることもある。
[編集] 「パカパカ行進曲!! 」の由来
前番組の「パカパカ90分」で番組タイトルを叫ぶ時、何を思ったか番組のタイトルを『パカパカ行進曲!!』と間違えて叫んだのが最初。番組の拡大の際、この間違いを新しいタイトルに採用したとのこと。(パカパカ行進曲一回目の放送で宮川自身が解説)
[編集] 番組関連商品
- 傑作選CD
- 『宮川賢のパカパカ行進曲!!伝説のバカ大人!!(宮川賢のパカパカ行進曲!!1)』
- 『宮川賢のパカパカ行進曲!!2』
- 書籍
- 『バカ大人!』
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷
TBSラジオ 土曜日15:00-15:30 | ||
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小堺一機のサタデーウィズ(15:00までに縮小) | --- |
TBSラジオ 土曜日15:30-16:55 | ||
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