ザ・ファンクス
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ザ・ファンクス (en:The FUNKS) は、プロレスのタッグチーム。
兄ドリー・ファンク・ジュニアと弟テリー・ファンクによる兄弟チームで、日本では1970年代から1980年代にかけて日本プロレスおよび全日本プロレスで活躍した。
日本プロレスでは外人レスラー=ヒール(悪役)というのが定番の図式だが、ザ・ファンクスは全日本プロレスに参戦していた1970年代末からベビーフェイス(善玉)的な役回りとなり、日本人レスラー側に立つことも多くなった。ザ・ファンクスと対抗するヒール役はザ・シークとアブドーラ・ザ・ブッチャーで、両者の対決は全日本プロレスの目玉カードになっていった。
[編集] 概要
- 入場テーマ曲は、日本のロックバンドクリエイション演奏の『スピニング・トーホールド』。
- 父のドリー・ファンク・シニア、門下生のディック・スレーターやスタン・ハンセン、テッド・デビアスらも含めてファンク一家と呼ぶ事もある。
[編集] 余談
- 入場時に『テキサスラッキーコイン』というオリジナルのコインを会場に投げ入れていた時期もある。
[編集] 略歴
1971年12月、日本プロレスのジャイアント馬場・アントニオ猪木組を破りインターナショナル・タッグ王座を獲得。
1973年より全日本プロレスに参加。
1979年と1982年の2度、世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝。