世界最強タッグ決定リーグ戦
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世界最強タッグ決定リーグ戦(せかいさいきょうタッグけっていリーグせん)とは、1978年12月から、「世界最強のタッグチームを決定する」と銘打って毎年年末に全日本プロレスが行っている総当りリーグ戦である。それまで、「年末のプロレス興行は当たらない」と言われていたジンクスを、1977年12月に行われた「世界オープンタッグ選手権」が成功した事で払拭し、翌年の1978年から「世界最強タッグ決定リーグ戦」と名称変更し、以降毎年の年末に全日本プロレスの看板シリーズとして行われている。
[編集] 1978年大会
- 参加6チーム
- ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組「師弟タッグ」 7点 ※優勝
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」6点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組「地上最凶悪コンビ」 4点
- ニック・ボックウィンクル&ブラックジャック・ランザ組 4点
- ビル・ロビンソン&ワイルド・アンガス組 3点
- 大木金太郎&キム・ドク組 0点
- 内容
- 最終戦で馬場・鶴田組と「ザ・ファンクス」が引き分けた為、馬場・鶴田組が初優勝。
[編集] 1979年大会
- 参加7チーム
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 11点 ※優勝
- ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組「師弟タッグ」 9点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組「地上最凶悪コンビ」 8点
- ミル・マスカラス&ドス・カラス組「マスカラスブラザーズ」 6点
- ミスター・レスリング&マスクド・ストラングラー組 4点
- 大木金太郎&キラー・トーア・カマタ組 2点
- ワフー・マクダニエル&フランク・ヒル組 0点
- 内容
- 「ザ・ファンクス」に敗れた地上最凶悪コンビが仲間割れ。
[編集] 1980年大会
- 参加7チーム
- ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組「師弟タッグ」 14点 ※優勝
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 13点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&キラー・トーア・カマタ組 12点
- ニック・ボックウィンクル&ジム・ブランゼル組 8点
- リッキー・スティムボート&ディック・スレーター組 8点
- ビル・ロビンソン&レス・ソントン組 7点
- ザ・シーク&グレート・メフィスト組 0点
- 内容
- 最終戦で「ザ・ファンクス」を下した馬場・鶴田組が2年ぶりに優勝。
[編集] 1981年大会
- 参加9チーム
- ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組 12点 ※優勝
- ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組 11点
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 11点
- タイガー・ジェット・シン&上田馬之助組「悪役コンビ」 10点
- ハーリー・レイス&ラリー・ヘニング組 8点
- ザ・シーク&マーク・ルーイン組 4点
- バロン・フォン・ラシク&キラー・カール・クラップ組 2点
- 天龍源一郎&阿修羅・原組「龍原砲」 2点
- 大熊元司&グレート小鹿組 2点
- 内容
- ブッチャーが新日本プロレスへ移籍。入れ替わりにタイガー・ジェット・シンが新日から参戦。ブロディ&スヌーカ組のセコンドにスタン・ハンセンが付き、場外でテリーをラリアットでKOしてしまい全日参戦を表明するという衝撃的な展開。ブロディ&スヌーカ組が初優勝。
[編集] 1982年大会
- 参加7チーム
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 9点 ※優勝
- ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組「師弟タッグ」 8点
- スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組「超獣コンビ」 8点
- ハーリー・レイス&ディック・スレーター組 7点
- 天龍源一郎&阿修羅・原組「龍原砲」 5点
- リッキー・スティムボート&ジェイ・ヤングブラッド組 3点
- 上田馬之助&スーパー・デストロイヤー組 0点
- 内容
- 内容的には「超獣コンビ」の圧勝ながら「ザ・ファンクス」が辛うじて優勝。
[編集] 1983年大会
- 参加8チーム
- スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組「超獣コンビ」 12点 ※優勝
- ジャイアント馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組 11点
- ジャンボ鶴田&天龍源一郎組「鶴龍コンビ」 11点
- タイガー・ジェット・シン&上田馬之助組 6点
- ミル・マスカラス&ドス・カラス組「マスカラスブラザーズ」 6点
- バリー・ウィンダム&ロン・フラー組 4点
- 阿修羅・原&マイティ井上組「国際タッグ」 2点
- ザ・モンゴリアン&鶴見五郎組 0点
- 内容
- テリーの引退により「馬場&ドリー組」「鶴龍コンビ」が誕生。「超獣コンビ」が堂々の初優勝。
[編集] 1984年大会
- 参加8チーム
- ジャンボ鶴田&天龍源一郎組「鶴龍コンビ」 11点 ※優勝
- スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組「超獣コンビ」 10点
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 10点
- ハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル組 10点
- ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス組「ブリティッシュ・ブルドッグス」 7点
- ジャイアント馬場&ラッシャー木村組「兄弟タッグ」 2点
- ワンマン・ギャング&鶴見五郎組 2点
- タイガー・ジェット・シン&マイク・ショー組 0点
- 内容
- 「ブリティッシュ・ブルドッグス」が新日から電撃移籍し、初参加。テリーが現役復帰し「ザ・ファンクス」復活。最終戦は「鶴龍コンビ」と「超獣コンビ」の戦いとなり、天龍がハンセンのラリアットを食らってKOされ鶴田が孤軍奮闘する展開になったが、ハンセンのレフェリー暴行による反則負けで「鶴龍コンビ」が初優勝。
[編集] 1985年大会
- 参加8チーム
- スタン・ハンセン&テッド・デビアス組 7点 ※優勝
- ジャンボ鶴田&天龍源一郎組「鶴龍コンビ」 6点
- 長州力&谷津嘉章組「維新軍団」 6点
- ジャイアント馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組 6点
- ハーリー・レイス&ジェシー・バー組 6点
- ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス組「ブリティッシュ・ブルドッグス」 5点
- ニック・ボックウィンクル&カート・ヘニング組 5点
- ラッシャー木村&阿修羅・原組 5点
- 内容
- 長州率いるジャパンプロレス軍団が全日に参戦。大激戦となったが、ハンセン&デビアス組が優勝。
[編集] 1986年大会
- 参加9チーム
- ジャンボ鶴田&天龍源一郎組「鶴龍コンビ」 10点 ※優勝
- スタン・ハンセン&テッド・デビアス組 10点
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 9点
- 長州力&谷津嘉章組「維新軍団」 9点
- テリー・ゴディ&キラー・カーン組 8点
- ジャイアント馬場&タイガーマスク組 6点
- リック・マーテル&トム・ジンク組 6点
- ラッシャー木村&鶴見五郎組 4点
- スーパー・ストロング・マシーン&阿修羅・原組 0点
- 内容
- 同点決勝の末「鶴龍コンビ」がハンセン&デビアス組を退けて優勝するが、その後仲間割れしてコンビを解消した。
[編集] 1987年大会
- 参加12チーム
- ジャンボ鶴田&谷津嘉章組「五輪コンビ」 15点 ※優勝
- スタン・ハンセン&テリー・ゴディ組 14点
- ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組 14点
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 14点
- 天龍源一郎&阿修羅・原組「龍原砲」 14点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組 12点
- ジャイアント馬場&輪島大士組 11点
- タイガーマスク&仲野信市組 6点
- ザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組 6点
- トム・ジンク&ターミネーター組 2点
- マーク・ヤングブラッド&クリス・ヤングブラッド組 2点
- ラッシャー木村&鶴見五郎組 2点
- 内容
- 史上最多の12チームが参加。ブッチャー、ブロディ、スヌーカがカムバック。「龍原砲」が復活し「五輪コンビ」が誕生。元横綱の輪島が初参戦など話題満載の大会となった。星の潰し合いを制した「五輪コンビ」が優勝。
[編集] 1988年大会
- 参加11チーム
- スタン・ハンセン&テリー・ゴディ組 17点 ※優勝
- ジャンボ鶴田&谷津嘉章組「五輪コンビ」 16点
- ジャイアント馬場&ラッシャー木村組「義兄弟コンビ」 15点
- 天龍源一郎&川田利明組「天龍同盟」 14点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シン組 14点
- ダニー・スパイビー&ジョニー・エース組 10点
- ザ・グレート・カブキ&輪島大士組 7点
- タイガーマスク&ジミー・スヌーカ組 7点
- ジョン・テンタ&高野健二組 4点
- ディック・スレーター&トミー・リッチ組 0点
- クラッシャー・ブラックウェル&フィル・ヒッカーソン組 0点
- 内容
- 馬場&木村の「義兄弟コンビ」が誕生。リーグ開幕戦に阿修羅・原の解雇が発表され、天龍のパートナーとして川田利明が初参加。案の定狙い撃ちにされ、孤立した天龍をラリアットでKOしたハンセン&ゴディ組が優勝。
- この年統一された世界タッグ王座のベルトを当時王者の鶴田&谷津組が返上。優勝チームのハンセン&ゴディ組が新王者となる。この「リーグ戦開幕直前に王者チームがベルト返上→リーグ戦優勝チームが新王者」の形式は以後1994年まで慣例となる。
[編集] 1989年大会
- 参加10チーム
- スタン・ハンセン&天龍源一郎組 18点 ※優勝
- ジャンボ鶴田&谷津嘉章組「五輪コンビ」 16点
- ジャイアント馬場&ラッシャー木村組「義兄弟コンビ」 14点
- ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス組「ブリティッシュ・ブルドッグス」 12点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シン組 10点
- ダニー・クロファット&ダグ・ファーナス組 7点
- テリー・ゴディ&ビル・アーウィン組 6点
- 川田利明&冬木弘道組「フットルース」 3点
- ザ・グレート・カブキ&高野俊二組 2点
- ブライアン・ノップス&ジェリー・セガノビッチ組 2点
- 内容
- 最終戦はハンセン&天龍と「五輪コンビ」の全勝対決となった。満身創痍の谷津は頭部にヘッドギアを付けて健闘したが、天龍の延髄斬り・ハンセンのラリアットをたて続けに食らいKO。ハンセン&天龍組が初優勝。
[編集] 1990年大会
- 参加13チーム
- テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムス組「殺人魚雷コンビ」 21点 ※優勝
- スタン・ハンセン&ダニー・スパイビー組 20点
- ジャンボ鶴田&田上明組 17点
- 三沢光晴&川田利明組「超世代軍」 17点
- ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組「ザ・ファンクス」 17点
- ジャイアント馬場&アンドレ・ザ・ジャイアント組「大巨人コンビ」 13点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ2組 12点
- ジョニー・エース&小橋健太組「G.E.T」 10点
- ダイナマイト・キッド&ジョニー・スミス組 10点
- スカイウォーカー・ナイトロン&ブレイド・ブッチ・マスターズ組 6点
- ラッシャー木村&マイティ井上組 4点
- ディック・スレーター&ジョー・ディートン組 4点
- ダグ・ファーナス&リッキー・サンタナ組 2点
- 内容
- 馬場&アンドレの「大巨人コンビ」結成。三沢・川田・小橋・田上の新世代が台頭。S・ウイリアムスの活躍でハンセン組を退けた「殺人魚雷コンビ」初優勝。
[編集] 1991年大会
- 参加13チーム
- テリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムス組「殺人魚雷コンビ」 21点 ※優勝
- ジャイアント馬場&アンドレ・ザ・ジャイアント組 20点
- ジャンボ鶴田&田上明組 20点
- スタン・ハンセン&ダニー・スパイビー組 20点
- 三沢光晴&川田利明組「超世代軍」 19点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ2組 14点
- ドリー・ファンク・ジュニア&アル・ペレス組 8点
- ダグ・ファーナス&ダニー・クロファット組「カンナム・エキスプレス」 8点
- ジョー・ディートン&ビリー・ブラック組 8点
- ダイナマイト・キッド&ジョニー・スミス組 6点
- ラッシャー木村&マイティ井上組 4点
- 小橋健太&菊地毅組 4点
- ジョニー・エース&サニー・ビーチ組 4点
- 内容
- 「殺人魚雷コンビ」が二連覇。
[編集] 1992年大会
- 参加11チーム
- 三沢光晴&川田利明組「超世代軍」 18点 ※優勝
- テリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムス組「殺人魚雷コンビ」 17点
- スタン・ハンセン&ジョニー・エース組 17点
- ジャイアント馬場&小橋健太組 16点
- 田上明&秋山準組 12点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ組 6点
- ダグ・ファーナス&ダニー・クロファット組「カンナム・エキスプレス」 6点
- パトリオット&ジ・イーグル組 6点
- ジョー・ディートン&ビリー・ブラック組 4点
- ダニー・スパイビー&ケンドール・ウインダム組 4点
- ドリー・ファンク・ジュニア&菊地毅組 4点
- 内容
- 馬場&小橋が「親子タッグ」を結成。鶴田欠場により、コンビを組む予定であった田上のパートナーとしてデビュー直後の秋山が初参戦。川田が成長した事もあって三沢&川田組が初優勝。
[編集] 1993年大会
- 参加8チーム
- 三沢光晴&小橋健太組 13点 ※優勝
- スタン・ハンセン&ジャイアント馬場組 12点
- 川田利明&田上明組 11点
- スティーブ・ウイリアムス&ビッグ・ブーバー組 8点
- ダニー・スパイビー&ジョニー・エース組 4点
- ダグ・ファーナス&ダニー・クロファット組「カンナム・エキスプレス」 4点
- パトリオット&ジ・イーグル組 4点
- トレイシー・スマザース&リテャード・スリンガー組 0点
- 内容
- ハンセンはテッド・デビアスとのタッグで出場していたが、リーグ戦途中でデビアスが怪我の為緊急帰国。ハンセンは馬場とのタッグを希望し馬場が快諾。リーグ戦の人気を独占したハンセン&馬場組は健闘したものの、最終戦を制した三沢&小橋組が優勝。
[編集] 1994年大会
- 参加10チーム
- 三沢光晴&小橋健太組 16点 ※優勝
- スタン・ハンセン&ジャイアント馬場組 15点
- 川田利明&田上明組 15点
- スティーブ・ウイリアムス&ジョニー・エース組 14点
- ダグ・ファーナス&ダニー・クロファット組「カンナム・エキスプレス」 10点
- 秋山準&大森隆男組「同期タッグ」 8点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ組 6点
- ドリー・ファンク・ジュニア&ジョニー・スミス組 2点
- ダニー・スパイビー&ジム・スティール組 2点
- ジ・イーグル&ザ・ファルコン組 2点
- 内容
- 三沢&小橋組が二連覇。
- 慣例となっていたリーグ戦開幕直前の世界タッグ返上について「ずっと積み重ねてきた防衛記録が途絶えてしまうのは割り切れない。」と三沢が異議を唱えたが、この年は例年通り返上の形をとった。
[編集] 1995年大会
- 参加10チーム
- 三沢光晴&小橋健太組 16点 ※優勝
- 川田利明&田上明組 16点
- スタン・ハンセン&ゲーリー・オブライト組 15点
- パトリオット&ジョニー・エース組 13点
- ジャイアント馬場&本田多聞組 10点
- ダグ・ファーナス&ダニー・クロファット組「カンナム・エキスプレス」 6点
- 秋山準&大森隆男組 4点
- ドリー・ファンク・ジュニア&渕正信組 4点
- アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ組 4点
- ジョニー・スミス&ロブ・ヴァン・ダム組 2点
- 内容
- 三沢&小橋組と川田&田上組が同点のため、史上初の優勝決定戦が行われた。小橋がムーンサルトプレスで田上をフォールし、三沢&小橋組が史上初の三連覇。
- また、この年からリーグ戦開幕直前の世界タッグ王座返上制度が廃止され、リーグ戦優勝チームが世界タッグ王座に就く事は無くなった。
[編集] 1996年大会
- 参加7チーム
- 川田利明&田上明組 17点 ※優勝
- 三沢光晴&秋山準組 17点
- 小橋健太&パトリオット組 16点
- スティーブ・ウィリアムス&ジョニー・エース組 16点
- スタン・ハンセン&大森隆男組 6点
- ゲーリー・オブライト&サブゥー組 6点
- ジャイアント・キマラ&泉田純組 6点
- 内容
- この大会以降、馬場は不参加となる。参加チームが少ない事もあり、この大会は過酷な総当り2回戦制で行われた。最後までもつれる展開となり川田&田上組と三沢&秋山組で優勝決定戦が行われた。田上が秋山に場外への「ノド輪落とし」を決めKOすると、孤立した三沢を二人がかりで攻め最後はパワーボムの連発で川田が三沢をピンフォール。川田&田上組が悲願の初優勝。
[編集] 1997年大会
- 参加10チーム
- 川田利明&田上明組 15点 ※優勝
- 三沢光晴&秋山準組 15点
- 小橋健太&ジョニー・エース組「G.E.T」 14点
- スティーブ・ウィリアムス&ゲーリー・オブライト組「TOP」 14点
- ウルフ・ホークフィールド&ジョニー・スミス組 10点
- スタン・ハンセン&ボビー・ダンカン・ジュニア組 6点
- 大森隆男&本田多聞組 4点
- ジャイアント・キマラ&泉田純組 4点
- バリー・ウインダム&ジャスティン・ブラッドショー組 4点
- ハヤブサ&新崎人生組 4点
- 内容
- バーチャファイターのキャラクター「ウルフ」とハヤブサ&人生が初参戦。優勝決定戦の末、川田&田上組が二連覇。
[編集] 1998年大会
- 参加8チーム
- スタン・ハンセン&ベイダー組 14点
- 小橋健太&秋山準組「バーニング」 11点 ※優勝
- 川田利明&田上明組 10点
- ジョニー・エース&バート・ガン組 8点
- 三沢光晴&小川良成組「アンタッチャブル」 7点
- 大森隆男&高山善廣組 2点
- ゲーリー・オブライト&ジャイアント・キマラ組 2点
- ヘッドハンターA&ヘッドハンターB組「ヘッドハンターズ」 2点
- 内容
- ベイダー、小川、高山が初参戦。ハンセン&ベイダー組が7戦全勝と圧倒的な強さを見せ付けたが、2位に滑り込んだ小橋&秋山組との優勝決定戦では、小橋がハンセンをラリアットで沈め逆転優勝。
- 大森と高山が初タッグチームで出場。翌年「ノーフィアー」結成となる。
[編集] 1999年大会
- 参加8チーム
- スタン・ハンセン&田上明組 11点
- 小橋健太&秋山準組「バーニング」 10点 ※優勝
- 三沢光晴&小川良成組「アンタッチャブル」 9点
- ベイダー&ジョニー・スミス組 9点
- ジョニー・エース&マイク・バートン組 9点
- 大森隆男&高山善廣組「ノーフィアー」 4点
- ゲーリー・オブライト&ウルフ・ホークフィールド組 2点
- 本田多聞&井上雅央組 2点
- 内容
- ハンセン&田上組と小橋&秋山組の優勝決定戦では、秋山が「リストクラッチ・エクスプロイダー」で田上を下して二連覇。
[編集] 2000年大会
- 参加8チーム
- スティーブ・ウィリアムス&マイク・ロトンド組 10点 ※優勝
- 川田利明&渕正信組 10点
- 太陽ケア&ジョニー・スミス組 10点
- マイク・バートン&ジム・スティール組 10点
- 天龍源一郎&荒谷信孝組 6点
- バリー・ウインダム&ケンドール・ウインダム組「ウインダム兄弟」 6点
- 垣原賢人&長井満也組「チームUWF」 2点
- 藤原喜明&ダニー・クロファット組 2点
- 内容
- 「プロレスリング・ノア」を旗揚げし、三沢ら大量のレスラーが離脱。全日は川田や渕ら少数となった為、天龍が全日マットに久しぶりに上がる等、多団体からも多数参加した大会となった。大激戦となり、同点4チームによる優勝決定トーナメントの末にウィリアムス&ロトンド組が優勝した。
[編集] 2001年大会
- 参加8チーム
- 武藤敬司&太陽ケア組 10点 ※優勝
- 川田利明&長井満也組 10点
- 天龍源一郎&冬木弘道組「天龍同盟」 10点
- ロン・ハリス&ドン・ハリス組「ハリス兄弟」 10点
- スティーブ・ウィリアムス&マイク・ロトンド組 6点
- 嵐&北原光騎組 4点
- 安生洋二&ジョニー・スミス組 3点
- ジョージ・ハインズ&バンピーロ組 3点
- 内容
- 武藤が全日に電撃参戦。同点4チームによる優勝決定トーナメントの末に武藤&太陽ケア組が初優勝。
[編集] 2002年大会
- 参加8チーム
- 小島聡&太陽ケア組 11点 ※優勝
- 武藤敬司&アニマル・ウォリアー組 10点
- 天龍源一郎&ビッグ・ジョン・テンタ組 10点
- スティーブ・ウィリアムス&マイク・ロトンド組 9点
- 大谷晋二郎&田中将斗組「炎武連夢」 8点
- 安生洋二&長井満也組 4点
- 嵐&荒谷信孝組 2点
- マイク・アッサム&PJフリードマン組 2点
- 内容
- 小島・大谷が初参戦し活躍した。小島&太陽ケア組が初優勝。
[編集] 2003年大会
- 参加7チーム
- 小島聡&カズ・ハヤシ組「コジカズタッグ」 8点 ※優勝
- ジャマール&ジャスティン・クレディブル組 8点
- 武藤敬司&嵐組 7点
- 川田利明&荒谷信孝組 7点
- TAKAみちのく&ディー・ロウ・ブラウン組「RO&D」 6点
- ギガンテス&ブキャナン組 6点
- ラ・パルカ&パルカ・ゲレーラ組 0点
- 内容
- TAKAみちのく率いる「RO&D」が初参戦。優勝決定戦でカズ・ハヤシが「ファイナル・カット」でクレディブルをフォールして小島&カズ・ハヤシ組が初優勝。
[編集] 2004年大会
- 参加10チーム
- 太陽ケア&ジャマール組「RO&D」 ※優勝
- 小島聡&カズ・ハヤシ組「コジカズタッグ」
- 川田利明&長井満也組
- ブキャナン&ディー・ロウ・ブラウン組「RO&D」
- 武藤敬司&西村修組
- 佐々木健介&中嶋勝彦組「健介ファミリー」
- GREAT MUTA&ラブ・マシン・スティール組「ラブマシンズ」
- スーパー・ラブ・マシン&ラブ・マシン・ストーム組「ラブマシンズ」
- 荒谷望誉&平井伸和組
- 本間朋晃&諏訪間幸平組
- 内容
- 優勝決定戦で太陽ケア&ジャマール組が小島&カズ・ハヤシ組を下して初優勝。
[編集] 2005年大会
- 参加10チーム
- ババ・レイ&ディーボン組「チーム3D」 ※優勝
- 武藤敬司&曙組「武藤部屋」
- 太陽ケア&ジャマール組「RO&D」
- 小島聡&カズ・ハヤシ組「コジカズタッグ」
- 佐々木健介&中嶋勝彦組「健介ファミリー」
- ブキャナン&ディー・ロウ・ブラウン組「RO&D」
- 嵐&AKIRA組
- TARU&ジャイアント・バーナード組「VOODOO-MURDERS」
- 近藤修司&"brother"YASSHI組「VOODOO-MURDERS」
- 諏訪間幸平&雷陣明組
- 内容
- 曙が初参戦。優勝決定戦でババレイ&ディーボン組が武藤&曙組を下し初優勝。
[編集] 2006年大会
- 参加7チーム
- 諏訪魔&RO'Z組「VOODOO-MURDERS」 9点
- 武藤敬司&川田利明組 8点
- 小島聡&天山広吉組「天コジタッグ」 8点 ※優勝
- ディーロ・ブラウン&ブキャナン組「VOODOO-MURDERS RO&D裏切り組」 6点
- 太陽ケア&TAKAみちのく組「元RO&D」 5点
- カズ・ハヤシ&中嶋勝彦組 5点
- 鈴木みのる&NOSAWA論外組「みのる軍団」 1点
- 内容
- 最終戦の時点でみのる&論外組を除く6チームに優勝決定戦進出の可能性がある大混戦に。久々の復活を果たした天コジタッグが武藤&川田組とVM組を破って初優勝。