シトロンボウル
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シトロンボウルは、日本学生アメリカンフットボール協会の主催、北海道学生連盟及び東北学生連盟の主管(主管連盟は毎年交代)により、毎年12月に行われるアメリカンフットボールのボウルゲームである。正式名称は、東日本大学王座決定戦シトロンボウルである。
北海道学生連盟・東北学生連盟の代表校が、関東学生連盟代表校を迎えて対戦する。
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[編集] 歴史
[編集] 出場校の決定方法
- 北海道学生連盟・東北学生連盟
- パインボウルの勝者
- 関東学生連盟
- 2005年度以前 クラッシュボウル準決勝敗者のいずれか。
- 2006年度 クラッシュボウルが決勝1試合のみの形式となったため、関東学生1部の各ブロック2位校のいずれか
[編集] 主管連盟と試合会場
シトロンボウルは、北海道連盟と東北連盟が毎年交代で主管する。このため、会場も北海道と東北の会場が一年おきに使われる。現在は奇数年が北海道連盟、偶数年は東北連盟の主管となっている。なお、試合会場は北海道では札幌ドーム(札幌ドームの開場以前は札幌厚別公園競技場)、東北では仙台スタジアムがほとんどである。
[編集] 試合方式
通常の4クォーター制(1クォーター15分)で試合を行い、得点の多いチームの優勝。同点の場合は両校優勝となる。 シトロンボウルの上位に位置する試合がないため、代表決定のための手続きはない。
[編集] 過去の戦績
過去の戦績は、関東代表が10勝0敗と全勝している。当初はウエスタンボウル同様、大差のゲームが続いていたが、最近ではだんだん僅差のゲームになりつつある。2005年度は仙台スタジアムで開催され、明治大学が東北大学を27-19で勝利している。第10回大会にあたる2006年度は札幌ドームで開催され、ホームの北海道大学が健闘を見せたものの明治大学が接戦の末18-15で北海道大学を破り、大会2連覇を果たした。
回 | 年月日 | 試合会場 | 東北・北海道代表校 | スコア | 関東代表校 |
---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1997年 | 仙台スタジアム | 北海道大 | 24-70 | 東海大 |
第2回 | 1998年 | 北海道大 | 16-77 | 日本大 | |
第3回 | 1999年 | 仙台スタジアム | 北海道大 | 13-23 | 日本大 |
第4回 | 2000年 | 東北大 | 24-54 | 日本体育大 | |
第5回 | 2001年 | 仙台スタジアム | 東北大 | 23-47 | 日本体育大 |
第6回 | 2002年 | 北海道大 | 17-33 | 明治大 | |
第7回 | 2003年 | 仙台スタジアム | 東北大 | 34-53 | 早稲田大 |
第8回 | 2004年 | 札幌ドーム | 東北大 | 21-24 | 専修大 |
第9回 | 2005年 | 仙台スタジアム | 東北大 | 19-27 | 明治大 |
第10回 | 2006年12月10日 | 札幌ドーム | 北海道大 | 15-18 | 明治大 |
[編集] 出場校別の戦績
過去の出場校は、北海道代表は北海道大学のみ、東北代表は東北大学のみが出場している。関東代表は、第1回が東海大学、その後、日本大学、日本体育大学、明治大学、早稲田大学、専修大学などが出場している。 (出場回数順、戦績の同じものは出場の古い順)
校名 | 出場 | 勝数 | 負数 | 引分 |
---|---|---|---|---|
北海道大 | 5 | 0 | 5 | 0 |
東北大 | 5 | 0 | 5 | 0 |
明治大 | 3 | 3 | 0 | 0 |
日本大 | 2 | 2 | 0 | 0 |
日本体育大 | 2 | 2 | 0 | 0 |
東海大 | 1 | 1 | 0 | 0 |
早稲田大 | 1 | 1 | 0 | 0 |
専修大 | 1 | 1 | 0 | 0 |
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