シャクティ・カリン
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シャクティ・カリンは、アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。カサレリアで共に住んでいるウッソ・エヴィンの幼なじみで11歳。この作品のもう一人の主人公である。(声:黒田由美)
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
やや薄い褐色の肌をもち、年の割にはしっかりとした優しい少女だが、実はザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの実の娘であり、「女王の娘」という立場と「ウッソの友達」という立場に苦悩する。時々話し合いを求めて敵中に単独で入っていく癖があり、度々ウッソは苦労させられた。
リガ・ミリティアの軍事的行動を嫌悪し、「カサレリアに帰ろう」とウッソを促しておきながら「戦うのよウッソ」と言ったり、「カサレリアに帰る」と言っておきながら宇宙が目指す場所だと言ったりと、言行不一致が著しい。
物語の終盤、エンジェル・ハイロゥのキールームで戦争を終結させるためにひたすら祈りを捧げ、その祈りによってカテジナ・ルースやオデロ・ヘンリークの動きを止め、結果としてオデロを死なせた。その後制御不能に陥ったエンジェル・ハイロゥは空中分解してしまうが、キールームはウッソのV2ガンダムに回収された。その後ポイント・カサレリアに戻り、ウッソ達と共に暮らす。
「シャクティ」とはサンスクリット語に由来し、特にヒンドゥー教で重要視される女性的な根源力のことである。劇中では、あらゆる騒動が彼女を中心に巡っていることを表していると思われる。解釈によっては作中で最も戦況を混乱させた人物であると言えなくもない。
小説版では、マリアの傍にいた頃の本名はアシリアと呼ばれていた。
Vのカテジナ・ルース、0083のニナ・パープルトンと共に『宇宙世紀三大悪女』に数えられる事もある。
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