シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ
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シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(Charles-Auguste de Bériot,1802年 - 1870年)は、ベルギーのヴァイオリニスト、作曲家。パリでジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ、ピエール・バイヨに学び、各地を演奏旅行、1843年よりブリュッセル音楽院のヴァイオリン教授を務めた。
典雅な奏法で知られる19世紀のフランス・ベルギー(フランコ・ベルギー)楽派の創始者として有名であり、アンリ・ヴュータンやウジェーヌ・イザイなどを育てた。
七月革命の起こった1830年、マリア・マリブランとイタリアに駆け落ちした。
10曲のヴァイオリン協奏曲(第5番ニ短調作品55、第7番ト長調作品76、第9番イ短調作品104等)、「バレエの情景」作品100(1855年)、「セレナード」作品124等のヴァイオリン用の曲が知られている。現在ではコンサート用としてよりもむしろ教育用のレパートリーとして取り上げられることが多い。