ジオウ
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?アカヤジオウ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Rehmannia glutinosa | ||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||
アカヤジオウ |
ジオウ(地黄)は、漢方薬として用いられるゴマノハグサ科の多年草アカヤジオウ(Rehmannia glutinosa、近縁植物を含むことあり)の根。初出典は神農本草経。主成分はイリドイド配糖体カタルポール。
[編集] 薬用
漢方薬の地黄はアカヤジオウの根を陰干ししてできる生地黄(しょうじおう)、生地黄を天日干ししてできる乾地黄(かんじおう)と呼ばれるものと、生地黄を酒と共に蒸してできる熟地黄(じゅくじおう)と呼ばれるものがある。一般的に地黄と呼ばれるものは乾地黄を指すことが多い。五味は甘、苦。甘味は生地黄、乾地黄、熟地黄の順に強くなる。性は寒。但し熟地黄は寒性よりも酒の効果により温性に近い。地黄は単体として使われることよりも調剤生薬として使われる事が多い。
神農本草経では、「乾地黄味甘寒主折跌絶筋傷中逐血痺填骨髓長肌肉作湯除寒熱積聚除痺生者尤良久服軽身不老」とあり、内服薬として利用した場合、補血・強壮・止血の作用が期待できる。外用では腫れものの熱をとり、肉芽形成作用がある。
地黄を使った漢方として有名なものは、六味地黄丸、八味地黄丸、四物湯、炙甘草湯などがある。
明代の医学書「万病回春」によると三白(ネギ、ニラ、ダイコン)と併用を禁忌としている。
[編集] 基原植物
基原植物のアカヤジオウは、中国原産。地下茎は太く赤褐色で、横にはう。葉は長楕円形で、根際から出る。初夏、15-30cmの茎を出し、淡紅紫色の大きい花を数個開く。
[編集] 関連項目
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