スズキ・スカイウェイブ
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スカイウェイブ(SKYWAVE)とは、スズキが製造しているスクータータイプのオートバイであり、排気量別にシリーズとして販売されている。排気量は250,400,650の3種類がラインナップされている。
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[編集] SKYWAVE250・400/Type S/SS/M
スカイウェイブ250は1998年に発売された。スズキ初のビッグスクーターとして発売されたが、折からのスクーターブームに乗って予想外のヒット車種となり、後に設計を共通にしてある上位モデルのスカイウェイブ400も同年に追加発売された。SOHCながら4バルブの水冷シングルを搭載し、ユニットスィングながらモノサスなど特徴は多い。その後メッキパーツを多用した「S」シリーズと、風防を変更したメーカーカスタム仕様の「SS」シリーズも発売されている。
2006年にはフルモデルチェンジされ、タイプSが先行発売された後に一般モデルも発売された。これはエンジンをDOHC化し、フロントタイヤを14インチに拡大した車両で、日本では250cc版が先に発売され、後に海外仕様として先行輸出されていた400cc版(名称はバークマン400)も追加発売された。フロントブレーキは250がシングル、400はダブルディスクが装備されている。
なお「SS」シリーズについては、2006年6月現在これまでと同じ車両での販売継続が行なわれている。
2007年には、マニュアル変速機能を搭載したタイプMの250cc版の発売が開始されている。
[編集] SKYWAVE650
スカイウェイブ650は2002年に発売された。2005年現在、世界最大のスクーターといえる車種。GSX1300Rハヤブサのエンジンを下敷きにした638ccDOHC直列2気筒を搭載。トランスミッションには市販スクーター初の電子制御CVTであるSECVTを搭載し、ATと6MTとの切り換えが可能。後に各種の電動パーツやABSを装備した「LX」シリーズも発売されている。海外にも輸出されており、海外モデルの名称は「バーグマン」となっている。
なお、大型自動二輪車オートマチック限定免許の排気量上限が650ccに設定されたのは、国内で販売されている二輪AT車の最大排気量であったこの車両を基準にしたためで、他に試験車として使用できる車両が現時点では存在しないことから、必然的に全国の自動車教習所や運転免許試験場に教習車や試験車として導入されることになってしまった。
[編集] OEM供給
初代車両のスカイウェイブ250タイプSが川崎重工業にOEM供給され、カワサキブランド唯一のスクーター車種「エプシロン250」として販売されている。しかしカワサキ・スズキ両社のOEM提携解消が発表され、2007年までに相互OEM車種の販売も終了することとなったため、この車両の供給もそれまでに終了される模様。