スティーヴン・アッピアー
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スティーヴン・アッピアー(Stephen Appiah、1980年12月25日 - )は、ガーナ・アクラ出身の同国代表、トルコ・シュペルリガ・フェネルバフチェ所属のサッカー選手(MF)。
底なしの体力を誇り、中盤で攻守のキーマンとして存在感を示す。高い身体能力を生かして相手の攻撃を事前に潰し、確実にパスを捌けるプレーヤーである。さらに、キープ力や戦術眼も備えており、さらに得点能力にも磨きがかかっている。
ガーナのアクラ・ハーツ・オブ・オークでキャリアをスタートさせ、1996年のリーグ優勝を経験した後、セリエA・ウディネーゼに移籍し、1998年2月11日のACミラン戦でセリエAデビュー。そのシーズンは11試合の出場に留まったが、大器の片鱗を見せつけた。翌シーズンは21試合に出場したが、その次の年に就任した監督と意見が合わず、パルマへ移籍。2001-2002シーズンのコッパ・イタリア優勝に貢献すると、翌年にロベルト・バッジョのいるブレシア・カルチョへ移籍。ここで、その恵まれた能力を開花させ、7得点を挙げると、2003-2004シーズンからは、ユヴェントスへ移籍する。そこで、マルチェロ・リッピ監督の信頼を得て、エドガー・ダービッツからスタメンの座を奪い取ると、シーズン終了まで主力としてプレー。しかし、翌年に監督がファビオ・カペッロに変わると、マヌエレ・ブラージにポジションを奪われ、わずか18試合の出場にとどまった。
2005-2006シーズンからトルコリーグのフェネルバフチェに移籍。2006年のドイツW杯本選では背番号10を背負い、全試合にフル出場した。
[編集] 所属クラブ
- アクラ・ハーツ・オブ・オーク 1996-1997
- ウディネーゼ 1997-2000
- パルマFC 2000-2002
- ブレシア・カルチョ 2002-2003
- ユヴェントス 2003-2005
- フェネルバフチェ 2005-
フェネルバフチェ - 2006-2007 |
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1 ヴォルカン | 4 アッピアー | 5 ウミト | 6 マフムト | 7 ヨズガトリ | 9 ケジュマン | 10 トゥンジャイ | 11 トュメル | 15 アウレリオ | 16 ケリム | 17 カン | 18 ギュルハン | 19 オンデル | 20 アレックス | 21 セルチュク | 22 セルダル | 23 セミフ | 24 デニズ・バリシュ | 25 ウギュル | 27 ケマル | 29 オルジャン | 30 セルカン | 34 リュストゥ | 35 ルガーノ | 36 エドゥー | 99 デイヴィド | 監督 ジーコ | |
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