セブンティーン
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セブンティーン(SEVENTEEN)は、集英社が発行する10代の少女のファッションに対象を絞ったファッション雑誌、情報誌である。誌名のセブンティーンは「17」という意味ではなく、主な購読対象者の年齢「13(サーティーン)」から「19(ナインティーン)」の「7つのティーン」という意味。発行部数は約42万部(公称)であり女性ティーンズ雑誌の中では一番を誇る。
目次 |
[編集] 概要
- 1968年 ティーンのための総合週刊誌として、週刊セブンティーン創刊。
- 1968年 別冊セブンティーン創刊。
- 1973年 別冊セブンティーンが月刊セブンティーンとして新創刊。
- 1986年 月刊セブンティーン廃刊。同時にヤングユーが月刊化した。
- 1987年 週刊セブンティーンがリニューアル。表記はアルファベットのSEVENTEENに。
- 1988年 週刊から隔週刊へ。内容もファッション雑誌となった。漫画雑誌としての部分は、月刊ティアラとして新創刊された。
[編集] SEVENTEEN
SEVENTEENは、月2回刊の10代少女向けファッション雑誌、情報誌である。ライバル誌だったプチセブンの廃刊後、急速に売り上げを伸ばし、現在ではティーン誌売り上げトップを誇る。
誌面に登場する専属モデルは「STモ」と呼ばれる。STモは一般公募のオーディション、ミス・セブンティーンで選出されたり(一般公募ではあるがモデル事務所に所属している者も多い)、モデル事務所からの編集部への売り込みで補充される。その一方、セブンティーンは10代少女向け雑誌のため、20歳近くになったモデルは卒業していく。セブンティーンを卒業したモデル達は、引き続きモデルやタレントとして活躍する者も少なくない。
人気モデルは頻繁にカバーガールとなり、連載ページを担当することもある。
[編集] 現行の専属モデル
- 赤谷奈緒子(ミスセブンティーン2004)
- 荒木七菜香(ミスセブンティーン2004)
- 上原奈美
- 榮倉奈々
- 大石参月(ミスセブンティーン2004)
- 桐谷美玲
- 工藤晴香
- 小林美穂(ミスセブンティーン2006)
- 佐藤ありさ(ミスセブンティーン2005)
- 佐野光来(ミスセブンティーン2005)
- 武井咲
- 谷口紗耶香
- 手嶋ゆか
- 南條有香(ミスセブンティーン2005)
- 芳賀優里亜
- はねゆり
- 星川玲奈(ミスセブンティーン2005)
- 水沢エレナ
- 溝口真央(ミスセブンティーン2006)
- 森絵梨佳
- 山本佑美(ミスセブンティーン2006)
- 山本裕典(ボーイフレンド専属モデル)
[編集] 過去の専属モデル
過去に専属モデルの経験があり、その後もモデル、タレント、女優、歌手として顕著な活躍をした者。
- 浅木一華(ミスセブンティーン2004)(2007年9号にて卒業)
- 安座間美優(ミスセブンティーン2002)(2006年27号にて卒業)
- 浅見れいな
- 池田あゆみ(ミスセブンティーン2002)
- 石川亜沙美
- 一戸愛子(ミスセブンティーン2003)(2007年9号にて卒業)
- 伊藤もなみ
- 内田安咲美(ミスセブンティーン2002)
- 大河内奈々子
- 尾形沙耶香(ミスセブンティーン2001)
- 小川知華(ミスセブンティーン2003)(2006年27号にて卒業)
- 柿木理紗
- 北川景子(ミスセブンティーン2003)(2006年23号にて卒業)
- 木村カエラ(ミスセブンティーン2001)
- 小泉絵美子
- 高下彩(2007年9号にて卒業)
- 紺野ゆり
- 鈴木えみ(ミスセブンティーン1999)(2006年20・21号にて卒業)
- 関綾乃(ミスセブンティーン2001)
- 田中美保
- 月本えり(ミスセブンティーン2000)
- 土屋アンナ
- 徳澤直子(ミスセブンティーン2001)
- 仲程仁美(ミスセブンティーン2002)
- 日高薫(ミスセブンティーン2000)
- 福田明子
- 房みどり(ミスセブンティーン2001)
- 本田翼
- 美優
[編集] 週刊セブンティーン
週刊セブンティーンは、総合少女週刊誌マーガレットのお姉さん雑誌として、1968年に創刊された。掲載内容は、ファッション・少女漫画・芸能など。略称はST、週セ。
1987年にリニューアル。誌名の表記はアルファベットのSEVENTEENとなり、版型も変更された。1988年からは週刊から月2回刊になると同時にファッション雑誌に方向転換し、現在のSEVENTEENの形となる。漫画雑誌としての部分は月刊ティアラとして新創刊され、引き継がれた。
1982年から1986年までオーディション大会、ミス・セブンティーンが開催された。84年大会では松本典子、網浜直子らがグランプリを受賞したほか国生さゆり、渡辺美里、工藤静香などが出場。86年の大会では、おニャン子クラブを生み出したバラエティ番組夕やけニャンニャンとの合同オーディション(出場者の中から7名が無条件でおニャン子クラブ入り)を行ったが、グランプリの優勝特典であったソロデビューと予定されていたおニャン子内のユニットの参加が中止になった。
主な登場モデル
- 網浜直子(ミスセブンティーン1984グランプリ)
- 貝瀬典子(ミスセブンティーン1986グランプリ)
- 工藤静香(ミスセブンティーン1984特別賞)
- 国生さゆり
- 斉藤さおり(ミスセブンティーン1984準グランプリ)
- 斉藤満喜子(ミスセブンティーン1986準グランプリ)
- 杉浦美雪
- 高岡早紀
- 藤原理恵(ミスセブンティーン1984準グランプリ)
- 松田聖子
- 松本典子(ミスセブンティーン1984グランプリ)
- 渡辺美里(ミスセブンティーン1984歌唱賞)
- 渡辺美奈代
主な掲載漫画
[編集] 別冊セブンティーン
別冊セブンティーンは、週刊セブンティーンが創刊された翌年の1968年に別冊として創刊された。掲載内容は、少女漫画の他にファッション・芸能もあった。
[編集] 月刊セブンティーン
月刊セブンティーンは、1973年に別冊セブンティーンから名称を変更し、新創刊された。週刊セブンティーンの週セに対し、月セと呼ばれる。
ヒット作を生み出したが、1986年に廃刊。 同時に、それまで月刊セブンティーン特別編集とされていたヤングユーが季刊から月刊になった。
主な掲載漫画
[編集] 外部リンク
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