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ハリー・キューウェル(Harold "Harry" Kewell、1978年9月22日 - )は、オーストラリア・シドニー出身のサッカー選手であり、サッカーオーストラリア代表選手でもある。ポジションはMFもしくはFWで、主に左サイドを務める。
1996年に17歳の若さでA代表に選出される。しかしA代表キャップ数は20試合程度とキャリアの割りには少ない。これは本人曰くオーストラリア国内の試合は移動等に時間を要するため回避しているとの事。(ちなみに欧州で行われている親善試合には全て出場している。)オセアニア年間最優秀選手賞に3回選ばれている。ニックネームは“オズ(オーストラリア)の魔法使い”。
抜群のスピードを誇るドリブルで左サイドを切り裂き、好調時には鬼神のごとき活躍を見せる。リーズ所属時代は得点感覚にも優れ、リヴァプールに移籍する前シーズンはリーグ戦14得点を叩き出すほどだったが慢性的な怪我に悩まされている。 半端に治しては試合に出てまた同じ箇所を痛める、の繰り返しで得意のドリブルが精彩を欠くようになり、近年はかつて程のパフォーマンスを披露出来ていない。 しかし、2006年W杯クロアチア戦ではオーストラリアを決勝トーナメントに導くゴールをあげるなど、ここぞという場面活躍するのはさすが。
ケビン・キーガンがイングランド代表監督時に、左サイドの人材難から「彼がイングランド人だったら…」と嘆いた話が知られている。
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