ビクトール・クラム
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ビクトール・クラム(Viktor Krum)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
1977年生まれ。ハリーの三学年上。ブルガリア語で家族と会話する描写があることからブルガリア共和国出身と思われるが、少々訛りがあるものの日常会話では差し支えない程度に英語を話す事ができる。
10代後半ながらクィディッチのブルガリア代表チームのシーカーを務める。また4巻ではダームストラング専門学校の7年生としてホグワーツ魔法魔術学校に来校、「三大魔法学校対抗試合」ダームストラング代表に選出される。
クィディッチワールドカップで姿を見たハリー・ポッターからは「育ちすぎた猛禽類」と例えられている。箒に乗っている時は観客を魅了するほど格好いいが、地上ではO脚気味で猫背とパっとしないらしい。
ハーマイオニー・グレンジャーに魅かれており、クリスマスのダンスパーティーで一緒に踊った。また、ジニー・ウィーズリーによるとキスしたことがあるらしい。6巻現在もハーマイオニーとは文通をしており、ロン・ウィーズリーにとっては恋のライバルといえる存在である。
[編集] 映画
スタニスラフ・イアネフスキーが演じた。