ピーナッツバター
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ピーナッツバター(peanut butter)は、ピーナッツ(落花生)から作られた食品。 スプレッド類。パンに塗ったり、和え物の材料にして食べる。
ピーナッツをあらかじめ十分乾燥してから160℃で一時間ほどていねいに炒って薄皮をとる。 薄皮と胚芽はふるいで除き、粗く砕いてから1~3%の食塩を加え、よくすりつぶす。 その他に砂糖や油脂を加えることもある。
バターという名前は外観からつけられたもので、乳脂肪分はまったく含まれていない。
日本では水飴で加糖したものが多い。アメリカでは、ジャムやフルーツゼリーと一緒にマーブル状に瓶詰めされた商品もある。
[編集] アレルギー
極まれにアレルギー症状を起こす場合がある。 カナダでピーナツアレルギーの15歳の少女がボーイフレンドとキスをした後にアレルギー反応を起こし、数日後に死亡するという事件が起きている。 アメリカでは過去にも何人かの死者が出ており、被害者遺族が起こした訴訟によりピーナッツバターが州で販売禁止になり生産者側が訴訟を起こして 販売再開されたことがある。
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