フットルース
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フットルース Foot loose |
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監督 | ハーバート・ロス |
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製作 | ルイス・J・ラックミル クレイグ・ゼイダン ダニエル・メルニック |
脚本 | ディーン・ピッチフォード |
出演者 | ケヴィン・ベーコン ロリ・シンガー ジョン・リスゴー |
音楽 | マイルズ・グッドマン |
撮影 | リック・ウェイト |
配給 | パラマウント映画 CIC |
公開 | 1984年2月17日 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
『フットルース』(Foot loose)は、1984年のアメリカ映画。パラマウント・ピクチャー作品 上映時間 107分
公開当時、ケニー・ロギンスなども参加したサウンドトラックのヒットや当時の流行であるMTVを始めとするプロモーションビデオなどヒットも相まって、一種の社会現象となった作品でミュージカル化もされている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
ケビン・ベーコン扮するシカゴ生まれのレン・マコーミックが、ロックもダンスパーティも禁じられているアメリカ中西部の小さな田舎町ボーモントに転校してくる。
そこではある高校生が起こした事故を切っ掛けにダンスもロックも禁止されていて、シカゴと言う都会で普通に育ったレンはその異様な状況に困惑していく、シカゴとは違った雰囲気により孤立し周りより監視されているという息苦しさから抜け出すべく高校の卒業パーティーをしようと、町議会での町民集会で聖書の一説を用い提案を行うがムーア牧師を始めとする街の大人たちに却下されてしまう。
ムーア牧師の息子が事故で亡くなり、牧師が先頭に立ち事故の原因となった「ロック・ダンス」禁止を推奨してきたが、牧師の娘のエリエルとレンが反対派のリーダーであるムーア牧師と対話し、序々に牧師の心境に変化が現れて隣町の倉庫で開催すると言う事で許可を貰い、無事卒業パーティーを行い、自由を勝ち取るという青春ドラマ作品。
[編集] スタッフ
- 監督 - ハーバート・ロス
- 製作 - ルイス・J・ラックミル、クレイグ・ゼイダン、ダニエル・メルニック
- 脚本 - ディーン・ピッチフォード
- 音楽 - マイルズ・グッドマン
- 撮影 - リック・ウェイト
[編集] 出演
- レン・マコーミック - ケヴィン・ベーコン
- エリエル・ムーア - ロリ・シンガー
- ショウ・ムーア牧師 - ジョン・リスゴー
- バイ・ムーア - ダイアン・ウィースト
- エセル・マコーミック - フランシス・リー・マッケイン
- ラスティ - サラ・ジェシカ・パーカー
- ウィラード・ヒューイット - クリス・ペン
[編集] 挿入歌
- 「フットルース」Footloose
- 歌:ケニー・ロギンス
- 「アイム・フリー」I'm Free
- 「ヒーロー」Holding Out For A Hero (作:ジム・スタインマン)
- 「レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ」Let's Hear It For The Boy
- 歌:デニース・ウィリアムズ
- 「パラダイス~愛のテーマ」Almost Paradise
- 歌:アン・ウィルソン&マイク・レノ
- 「ダンシン・イン・ザ・シーツ」Dancing in the Seats
- 歌:シャラマー
- 「誰かの愛が…」Somebody's Eyes
- 歌:カーラ・ボノフ
- 「ネヴァー」Never
[編集] ミュージカル
映画版を基にしたミュージカルも制作された。ブロードウェイでは1998年から2000年まで、近年ではロンドンのウエスト・エンドでも上演された。 日本版では2001年にレン役が坂本昌行、エリエル役が中澤裕子で上演された。 (2002年の再演ではレン役は変わらず、エリエル役は今井絵理子になった。)
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 1984年の映画 | 青春映画