フランス共産党
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フランス共産党(ふらんすきょうさんとう、Parti communiste français)、通称PCFは1921年に、前身のSFICに代わって設立されたマルクス・レーニン主義を掲げるフランスの左翼政党。
コミンテルンのフランス支部として活動、各国の共産党に比べても際立ってソ連の政策を支持する傾向が強く、「モスクワの長女」と揶揄された。
現在は衰退著しく、2002年の大統領選挙において、歴史上初めてトロツキズム政党である「労働者の闘争-LO」や「革命的共産主義者同盟-LCR」の候補の得票を下回った。大衆運動の現場では、トロツキスト勢力との共闘も深めており、路線に若干の幅を見せている。
パブロ・ピカソやエリック・サティ、イヴ・モンタンらも党員だった時期がある。 2007年のフランス大統領選挙に、マリー=ジョルジュ=ブュッフェを擁立している。