フリーリレー
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フリーリレーは、競泳の種目の一つで、4人が同じ距離ずつリレーで泳ぐ競技。フリースタイルリレー(freestyle relay、自由形リレーの意味)の略称である。
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[編集] ルール
審判長の笛の合図の後、スタート台に乗り、静止。出発合図員の「Take your marks...(日本では、「よーい」)」で構えたあとは、号砲まで静止しなければならない。号砲後飛び込み、プールの壁(端)まで自分のレーン以外のところに行ったり、コースロープに触れたり、プールの底を歩いたり蹴ったりしなければどのような泳ぎでも可。(立つだけなら失格とはならない。)号砲までに水面に飛び込んだ場合、失格となる。引継ぎの際は、前の泳者が壁にタッチした後に次の泳者の足が飛び込み台から離れればよい。 泳ぐ順番を間違えてはならない。第一泳者による途中時間は正式時間とし、その記録は公認される。
[編集] 記録
[編集] 400メートルフリーリレー(長水路)
- 男子世界記録: 3分12秒46 アメリカ合衆国 2006年8月19日
- 男子日本記録: 3分18秒95 小島貴光・山元啓照・伊藤真・細川大輔 2006年12月5日 ドーハアジア大会
- 女子世界記録: 3分35秒22 ドイツ 2006年7月31日
- 女子日本記録: 3分42秒23 萩原智子・永井奉子・浦部紀衣・山田香 2002年8月24日
[編集] 800メートルフリーリレー(長水路)
- 男子世界記録: 7分03秒24 アメリカ合衆国 2007年3月30日 世界水泳メルボルン大会
- 男子日本記録: 7分13秒60 奥村幸大・内田翔・細川大輔・松田丈志 2005年7月30日
- 女子世界記録: 7分50秒09 アメリカ合衆国 2007年3月29日 世界水泳メルボルン大会
- 女子日本記録: 7分58秒04 三田真希・浦部紀衣・柴田亜衣・上田春佳 2007年3月29日 世界水泳メルボルン大会
類似として、メドレーリレーがある。