フレンチ・コネクション
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フレンチ・コネクション The French Connection |
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監督 | ウィリアム・フリードキン |
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製作総指揮 | G・デイヴィッド・シャイン |
製作 | フィリップ・ダントーニ |
脚本 | アーネスト・タイディマン |
出演者 | ジーン・ハックマン |
音楽 | ドン・エリス |
撮影 | オーウェン・ロイズマン |
編集 | ジェリー・グリーンバーグ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1971年 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
制作費 | 180万ドル |
興行収入 | 5170万ドル(1973年米国) |
次作 | フレンチ・コネクション2 |
allcinema | |
IMDb | |
『フレンチ・コネクション』(The French Connection)は、1971年製作のアメリカ映画。
1971年度アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞を受賞。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ニューヨーク市警で“ポパイ”とアダ名されるドイル刑事。彼は捜査のためならば、暴力的なやり方も厭わない。そのドイルが、相棒のラソー刑事(ロイ・シャイダー)と共に麻薬の売人を逮捕したことから、“フレンチ・コネクション”と呼ばれる大組織の黒幕・シャルニエ(フェルナンド・レイ)の存在が浮かび上がる。シャルニエはこれ以上捜査の手が迫ることを恐れ、殺し屋ニコリ(マルセル・ボズッフィ)をドイルのもとへ差し向けるのだが…。
実際にニューヨーク市警麻薬捜査課のエドワード・イーガンとサルヴァトーレ・グロッソがフランスからの密売された麻薬約40kgを押収した事件が物語のモデルとなっている。なおこの2名の刑事は映画の製作にも協力、出演もしている。
『ブリット』(1968年/ピーター・イェーツ監督)、『ダーティハリー』(1971年/ドン・シーゲル監督)などとともに映画史に燦然と輝く刑事アクションの金字塔。高架橋下のカー・チェイスは今でも語り草になっている。
1975年には、ジョン・フランケンハイマー監督によって『フレンチ・コネクション2』が作られている。
[編集] スタッフ
- 監督:ウィリアム・フリードキン
- 原作:ロビン・ムーア
- 脚色:アーネスト・タイディマン / (ハワード・ホークス※アンクレジット)
- 撮影:オーウェン・ロイズマン
- 音楽:ドン・エリス
- 提供:20世紀フォックス / ダントーニプロダクションズ / シャイン=ムーアプロダクションズ
[編集] キャスト
- ジミー・ドイル刑事:ジーン・ハックマン
ニューヨーク市警麻薬課の刑事。あだ名は「ポパイ」。 - バディ・ラソー刑事:ロイ・シャイダー
ニューヨーク市警麻薬課の刑事。ドイルの相棒。あだ名は「クラウディ」。 - アラン・シャルニエ:フェルナンド・レイ
フランスの麻薬王。ニューヨークに55キログラムの麻薬を密輸しようとする。 - ピエール・ニコリ:マルセル・ボズッフィ
シャルニエの雇った殺し屋。マルセイユで刑事を射殺し、ドイルをも殺そうとする。 - サルバトーレ・ボカ:トニー・ロー・ビアンコ
麻薬の密売人。通称「サル・ボカ」。
[編集] 日本語吹替
1961: ウエスト・サイド物語 | 1962: アラビアのロレンス | 1963: トム・ジョーンズの華麗な冒険 | 1964: マイ・フェア・レディ | 1965: サウンド・オブ・ミュージック | |