ブアカーオ・ポー.プラムック
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基本情報 | |
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本名 | ソムバット・バンチャーメー |
あだ名 | MAXの絶対王者 |
階級 | ミドル級 |
国籍 | タイ王国 |
誕生日 | 1982年5月8日 |
出身地 | タイ王国スリン県 |
命日 | |
死地 | |
スタイル | ムエタイ |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 407 |
勝ち | 357 |
KO勝ち | 不明 |
敗け | 45 |
引き分け | 5 |
無効試合 |
ブアカーオ・ポー.プラムック(บัวขาว ป. ประมุข, Buakaw Por.Pramuk、1982年5月8日 - )は、タイ人のムエタイ選手。ポー.プラムックジム所属。本名はソムバット・バンチャーメー(Sombat Banchamek)。身長174cm、体重68kg。K-1 WORLD MAX ツータイムチャンピオン。日本では主にK-1 WORLD MAXで活躍している。
ムエタイ直伝のキックや首相撲からの膝を得意とするが、近年は首相撲に制約が厳しくなったK−1のルールに合わせてボクシングの技術も向上した。2006年のKO勝ちは、11月24日のオーレ・ローセン戦に至るまで、全てパンチによるものである。相手の弱点を徹底的に突く老獪さと引き出しの多さも彼の長所である。
一家の大黒柱として、ファイトマネーは家族の生活費や妹の学費に充てているとされるが、「生活が苦しく妹の学費を稼ぐ為に勝たねばならない。」と言うのは、ある意味、メディアによって貧困のイメージを喧伝したものであり、一種のギミックともいえる。実際、日本と比べて物価の低いタイでは月3万円程で生活が維持出来る為、K-1に出場した時点で(負けた場合にも契約分のファイトマネーは支払われる)彼らの生活はある程度約束されている。ましてや2度の優勝経験を誇る彼にとっては、もはや妹の学費の為では無く、格闘家として強さを探求すると言う純粋な思いの方が大きいと言える。
目次 |
[編集] 来歴
- 2002年12月14日 - ルンピニ-スタジアムで行われた「TOYOTAタイランド・ムエマラソン 140ポンド・トーナメント」に参加。1回戦でセーンモラゴット・ウェーナイスピードを判定で、2回戦でクンスック・ペットスパーパンを判定で、決勝戦で小林聡を判定で破り優勝し、賞金30万バーツを受け取った。なお、試合は全て1試合につき3Rであった。
- 2004年7月7日 - K-1 WORLD MAX 2004に初出場、ジョン・ウェイン・パー、小比類巻貴之を下し、決勝戦では前年のチャンピオンである魔裟斗(前大会優勝/日本)を延長判定で下し優勝、初出場にしてチャンピオンとなった。
- 2005年9月9日 - 中国、香港のクイーン・エリザベス・スタジアムで行なわれたタイトルマッチで、ジャン・スカボロスキー(王者/フランス)に5R判定勝ちし、S-1世界スーパーウェルター級王座奪取。
- 2006年2月 - ストックホルムでジョムホート・キアタディサック(王者/フィンランド)に2RKO勝ちし、WMC世界ミドル級王座を獲得。
- 2006年6月30日 - K-1 WORLD MAX 2006の準々決勝で佐藤嘉洋を2RKOで破ると、続く準決勝でドラゴを判定で下し、決勝戦では前年の決勝で敗れたアンディ・サワーをKOで破り、K-1 WORLD MAX史上初のツータイムスチャンピオンとなった。
- 2006年9月4日 - K-1 WORLD MAX 2006~世界王者対抗戦~でシュートボクシング出身の宍戸大樹と対戦。KO勝ちを収めた。
- 2007年4月4日 - K-1 WORLD MAX 2007~世界最終選抜~でアンディ・オロゴンと対戦。「1分立っていたれたら勝ち」と言っていたアンディをKOできず、判定勝ち。
[編集] 戦績
[編集] 獲得タイトル
- オムノーイスタジアムライト級王座
- オムノーイスタジアムフェザー級王座
- TOYOTAムエタイマラソントーナメント140ポンド級 優勝
- タイ国プロムエタイ協会フェザー級王座
- K-1 WORLD MAX 2004 優勝
- K-1 WORLD MAX 2005 準優勝
- ソンチャイS-1世界スーパーウェルター級王座(2005年9月9日 - )
- WMC世界ミドル級王座(2006年2月18日 - )
- K-1 WORLD MAX 2006 優勝
[編集] 関連記事
前王者 ジャン・スカボロスキー |
S-1世界スーパーウェルター級王者 2005年9月9日 - |
次王者 N/a |
前王者 ジョムホート・キアタディサック |
WMC世界ミドル級王者 2006年2月18日 - |
次王者 N/a |
前優勝者 魔裟斗 |
K-1 WORLD MAX 2004優勝 2004年7月7日 |
次優勝者 アンディ・サワー |
前優勝者 アンディ・サワー |
K-1 WORLD MAX 2006優勝 2006年6月30日 |
次優勝者 N/a |
カテゴリ: タイのキックボクサー | 1982年生