ブロッケンJr.
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ブロッケンJr.(ブロッケンジュニア)は、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空のキャラクター。
アニメ版の声優は水鳥鉄夫(初代)、掛川裕彦(王位争奪編)、川津泰彦(II世)
初登場は、第2次怪獣退治編『七人の超人の巻』アニメでは「キン肉マン」27話「再び超人オリンピックの巻/怪力リキシマン登場の巻」。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
ブロッケンジュニア、ブロッケンJR.とも。
ドイツ出身の超人で、残虐超人ブロッケンマンの息子。父親同様軍服を着ており、外見も瓜二つ。
父ブロッケンマンがラーメンマンに惨殺されたため、ラーメンマンを父の仇と憎んでいたが、彼の偉大さに触れ師弟のような関係になる。
その後キン肉マンらアイドル超人の仲間入りを果たし、悪行超人たちを若さとゲルマン魂で倒していく。
父とは違い、正義超人として育ったが、時折父親譲りのラフファイトも披露する。
彼を含めブロッケン一族は人間だが、親に一人前と認められたときになったときにもらえる、ドイツ親衛隊のドクロの徽章をつけることにより、超人になることができる。両肩の刺青も超人としての証である。
女性から支持が多く、人気投票でも上位にランクインしている。
[編集] プロフィール
- 分類: 人間→正義超人→人間→正義超人/伝説超人
- 出身地: 旧西ドイツ・ベルリン(旧西ベルリン)
- 身長体重: 195cm 90kg
- 超人強度: 90万パワー
- 年齢: 18歳
- 家族: 父 ブロッケンマン
- 好物: ビール、ソーセージ
- 趣味: 読書
- 血液型: AB型
- 備考: 握力200(片手でリンゴも潰せる)
[編集] 異名
- ベルリンの赤い雨
- 誇り高きゲルマン戦士
- 西ドイツの英雄
- 鬼の師匠(レーラァ)
- 善戦超人
[編集] 主な肩書き
- 超人7人衆
- 第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイト ドイツ代表
- アイドル超人軍
- 超人血盟軍・副将
- 伝説超人
- ジェイドの師匠
[編集] 個人タイトル歴
- 超人ブラスナックル選手権
- ベルリン超人ヘビー級
[編集] テーマソング
『ベルリンの赤い雨』(歌:宮内タカユキ/セリフ:水鳥鉄夫(ブロッケンJr.)/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:奥慶一)
[編集] 略歴
- 厳しい訓練の末、18歳の時ドクロの徽章を与えられ、人間から超人になる。
- 第20回超人オリンピックで父ブロッケンマンが惨殺される。
- ブロッケンマンの葬儀に参列する。
- ビーンズマンにスカウトされ、宇宙野武士退治に参加する。
- 父の敵を討つ為、超人オリンピック・ザ・ビッグファイトに出場、ラーメンマンに敗れるとともに彼の偉大さを知り、弟子のような存在となる。
- 7人の悪魔超人にバラバラにされたミートを救うため、ミスターカーメンと闘う。
- 奪われた黄金のマスクを取り戻すため、ザ・ニンジャと熱戦を繰り広げる。
- ウルフマン(リキシマン)とモースト・デンジャラスコンビを組み、宇宙超人タッグトーナメントに出場するも、乱入コンビ(殺人遊戯コンビ)によって負傷し、棄権に近い形で敗退する。
- キン肉星王位争奪戦で、若さとギラギラとした闘争心を買われ、超人血盟軍として出場。
- VS知性チーム戦ではプリズマン相手に奮闘するも相打ちに。
- 消息不明になっていたが、キン肉スグルのフェイス・フラッシュにより復活。
- キン肉マンとテリーマンの試合を見届ける。
- キン肉マンの結婚式に出席する。
- 故郷のドイツに戻るが、生きがいを見失いすさんだ人生を送る。
- ジェイドと出会い、新しい生きがいを見つける。ジェイドを弟子とし、自身の技とゲルマン魂を受け継がせる。
- 突如復活した悪行超人と戦うが、惜しくも惨敗。
- H・Fの教官のオファーが来るが、ジェイドの育成のため断る。
- H・F二期生入れ替え戦でジェイドとの師弟関係を公にする。
- 復活超人オリンピックでジェイドのセコンドにつく。その後万太郎との友情を見て身を引く決意をする。
[編集] 究極の超人タッグ編
- 突如現れた時間超人と新世代超人を疑問視する。
- 究極の超人タッグトーナメントで、ジェロニモと共にザ・マシンガンズのセコンドとなる。
- リザーブマッチにジェロニモとテガタナーズを組んで出場。時間超人と戦うも、今一歩及ばず腕を切断され、敗北する。
- 自分を師匠(レーラァ)と呼ぶジェイドを自分の少年時代と重ね、彼が自分の未来の弟子である事を確信。時間超人に敗れた後、彼に喝を入れる。右腕が切断された事により未来が改変され、ジェイドの写真では彼の右腕がフック状の義手となってしまい、「ベルリンの赤い雨」が歴史上から消滅した。
[編集] 得意技
- ベルリンの赤い雨(ベルリンのあかいあめ)
- 「宇宙野武士編」で初使用。高速で手刀を放ち、相手の身体を切り裂く。ブロッケンJr.の代名詞ともいえる技である。切り裂かれた相手から血が噴出す様からこの名が付いた。幼い頃、父・ブロッケンマンに技を教わり、弟子であるジェイドにもこの技を習得させた。II世にて右腕でしか出せないという設定に。
- ハンブルグの黒い霧(ハンブルグのくろいきり)
- キン肉星王位争奪編の知性チームの6人タッグマッチにおいてキン肉マンスーパー・フェニックスに対して使用。相手の頭部に倒立した体勢から、その顔面目掛け両脚で蹴りを放つ。その際一瞬前が見えなくなる事が由来と思われる。
- ブレーメン・サンセット
- 「キン肉星王位争奪編」の知性チームとの6人タッグマッチで、プリズマンに対して使用。相手を掴んで飛び上がりジャンプ、空中で相手と向かい合わせになり、逆さまの状態で急降下し相手の頭を激突させる。
- 殺超人ミスト(さつちょうじんミスト)
- II世「究極の超人タッグ編」リザーブマッチにてサンダーに使用。口から霧を吐き出し、相手を苦しめる。父・ブロッケンマンも使用可能。
- ゲーム「マッスルタッグマッチ」等においてはブロッケンJr.の標準技とされていた為、往年のファンの間では「矛盾が解消された」との声もある。
- 叛乱の制服(はんらんのせいふく)
- II世「究極の超人タッグ編」リザーブマッチにてサンダーに使用。制服を脱いで紐状に編み、相手の足に絡みつかせテイクダウンを狙う技。
- シュトゥットガルトの憂鬱(シュトゥットガルトのゆううつ)
- 叛乱の制服で倒れた相手の両足に制服を縛りつけボストングラブに極める技。また脱出しようとした相手を後ろに投げ、ドロップキックで追撃する事も目的としている。
- ブロッケンの帰還(ブロッケンのきかん)
- 時間超人に右腕を切断された未来にて、ブロッケンJr.がベルリンの赤い雨の代わりに新たに開発した技。右腕を軸にして回転し、左足を巨大な刃に変えて相手を切り裂く。
- ベルリンのつむじ風(ベルリンのつむじかぜ)
- アニメオリジナル技。「地獄の極悪超人編」にてバラッキーに使用。ジャンプし相手目掛けて回転してキックを放つ。
[編集] 主要対戦成績
- シングルマッチ(5戦3勝1敗1引き分け)
- タッグマッチ(3戦3敗)
- ○宇宙野武士(合体攻撃)
- ×殺人遊戯コンビ(地獄のネジ回し)
- ×2000万パワーズ(フォール)
- ×世界五大厄(正義崩壊の序曲→死時計の刻印)
[編集] 補足
- 初代アニメ版での彼の声に関しては「18にしては低すぎるのではないか」と少々賛否が分かれている。
- アニメでは父・ブロッケンマンはがラーメンマンのキャメルクラッチによりラーメンにされたため、ラーメンマンを「黒パンの粉にしてやる!」と発言していた。
- 帽子は投げると戻ってくる「リモコンハット」になっており、ブロッケンJr.の元にしか戻ってこない。ザ・ニンジャ戦ではこれでどちらが本物のブロッケンJr.かを調べる判断材料となっていた。
- アルコールが入ると動きが良くなる(劇場版より)。
- アニメの王位争奪編では超人になるのは髑髏ではなく飛翔の徽章に変更されていた。
- II世における回想シーンではラーメンマンVSブロッケンマン戦では彼は会場(後楽園ホール)にいたと言う事になっていた。またブロッケンマンとの特訓の時点で何故か既に髑髏の徽章を付けていた(修正されるかどうかは現時点で不明)。
[編集] 関連項目
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