ベラトリックス・レストレンジ
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べラトリックス・レストレンジ(Bellatrix Lestrange)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
シリウス・ブラックの従姉で、ドラコ・マルフォイの母ナルシッサ、ニンファドーラ・トンクスの母アンドロメダの姉。愛称べラ。
夫ロドルファス、義弟ラバスタン、そしてバーテミウス・クラウチ・ジュニアと共にネビル・ロングボトムの両親に「磔の呪文」をかけて拷問、廃人にした罪でアズカバンに収監されていたが、5巻でヴォルデモートの手引きを得て他の死喰い人9人と共に脱獄。神秘部の戦いに参加してシリウスを殺害したが、「予言」を得ることは出来ず、ヴォルデモートと一緒に逃亡した。6巻では妹ナルシッサと連れ立ってセブルス・スネイプの自宅を訪れ、破れぬ誓いの保証人となる。
昔はブラック家の血筋のためか美人であったが、アズカバン投獄の経験からか最早見る影も無い。感情的で怒りっぽく、かなりサディストな一面が窺える。
死喰い人の中ではヴォルデモートにかなり信頼を置かれているようで、ベラトリックスは彼から直々に闇の魔術を習ったことがあるらしい。同じくヴォルデモートに信頼を置かれていると思われるスネイプに対して強い疑いを抱いていて、6巻ではドラコ・マルフォイに「閉心術」を教えている(但し本人にはその才能はなさそうである)。
[編集] 映画
当初、ヘレン・マックロイが演じる予定だったが、妊娠の為、ヘレナ・ボナム=カーターが代役を演じることになっている。