ナルシッサ・マルフォイ
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ナルシッサ・マルフォイ(Narcissa Malfoy)は、小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
ルシウス・マルフォイの妻。ドラコ・マルフォイの母親であり、ワシミミズクで自邸からドラコにお菓子を送ったり、ドラコをダームストラング専門学校に通わせようとしたルシウスに「ダームストラングは遠い」と意見してやめさせたりする等、息子を溺愛している。
背が高くすらっとしており、色白で髪はブロンド。4巻では、ハリーに「鼻の下で嫌な臭いがしているような顔をしていなければ美人」だと評された。
ブラック家の出身(その為、ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮出身である)。姉のベラトリックスにはシシーと呼ばれる。5巻では、シリウス・ブラックの元を去った屋敷しもべ妖精のクリーチャーが密かに彼女の元へ行った事が、神秘部の戦いを引き起こす遠因になった。
6巻では、夫ルシウスの尻ぬぐいとして息子がヴォルデモートからある任務を命じられた事を知り、ドラコの守護を求めてセブルス・スネイプを訪れ、姉ベラトリックス・レストレンジを結び手としてスネイプと「破れぬ誓い」を立てた。この誓いが6巻で重要な意味を持つ。