ホンダ・ライフステップバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ライフ ステップバン(LIFE STEP-VAN)は本田技研工業がかつて生産していた軽自動車規格のトールワゴン型ライトバン。通称ステップバン。

目次 1 スタイル・機構 1.1 ボディ 1.2 エンジン 2 歴史 3 姉妹車 4 外部リンク

[編集] スタイル・機構

[編集] ボディ

乗用車であるライフのプラットフォームの上にセミキャブオーバー型の背の高いボディを被せて成り立っている。 このような形はホンダ・ゼスト、スズキ・ワゴンR、ダイハツ・ムーヴを始めとして近年ポピュラーな形態ではあるが、1972年当時では少なくとも軽自動車では唯一のものであった。

コストダウンのためか左前ドアと右後ドア、右前ドアと左後ドアで（サッシ、ドアハンドルを除き）同じ形をしているのが特徴。

背高で重心が高いため、独特の運転感がある。横風などの外乱要素には弱く、転倒する車両が相次いだ。

生産終了後、中古市場に出回るとドレスアップカーのベース車として人気を得ていた。

[編集] エンジン

水冷4サイクルSOHC 360cc

[編集] 歴史

• 1972年9月20日、発売。発売時の価格は東京地区店頭渡し標準現金価格で「スタンダード」37万6000円。
• 1974年、生産終了。

[編集] 姉妹車

• ホンダ・ライフ（初代）
• ホンダ・ライフピックアップ

[編集] 外部リンク

• ライフ ステップバン発売時のプレスリリース（本田技研工業）
• LOVESTEP! NET（20年以上の歴史を持つオーナーズクラブ）