ホンダ・ライフ
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ホンダ・ライフ | |
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初代 | |
製造期間 | 1971年 – 1974年 |
ボディタイプ | 2ドア/4ドア セミノッチバックセダン 3ドア ハッチバック(ワゴン、バン) 5ドア トールワゴン型ライトバン(ライフステップバン) 2ドアピックアップトラック(ライフピックアップ) |
駆動方式 | FF |
先代 | ホンダ・N360 |
姉妹車 | ホンダ・ライフステップバン ホンダ・ライフピックアップ |
車台が共通の車種 | ホンダ・Z |
同クラスの車種 | スズキ・フロンテ マツダ・シャンテ ダイハツ・フェローマックス スバル・レックス 三菱・ミニカ |
2代目 | |
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製造期間 | 1997年 – 1998年 |
ボディタイプ | 5ドア 軽トールワゴン |
駆動方式 | FF |
車台が共通の車種 | ホンダ・トゥデイ |
同クラスの車種 | スズキ・ワゴンR マツダ・AZ-ワゴン ダイハツ・ムーヴ 三菱・ミニカトッポ |
3代目 | |
前期型 | |
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後期型 | |
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製造期間 | 1998年 – 2003年 |
ボディタイプ | 5ドア 軽トールワゴン |
駆動方式 | FF 4WD |
車台が共通の車種 | ホンダ・ザッツ |
同クラスの車種 | スズキ・ワゴンR マツダ・AZ-ワゴン ダイハツ・ムーヴ ダイハツ・MAX 三菱・トッポBJ スバル・プレオ |
4代目 | |
前期型(写真はディーバ) | |
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後期型 | |
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製造期間 | 2003年 – |
ボディタイプ | 5ドア 軽トールワゴン |
駆動方式 | FF 4WD |
車台が共通の車種 | ホンダ・ゼスト |
同クラスの車種 | スズキ・ワゴンR スズキ・MRワゴン マツダ・AZ-ワゴン 日産・モコ 日産・オッティ 三菱・eK ダイハツ・ムーヴ スバル・ステラ |
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ライフ(LIFE)は本田技研工業が生産、発売する軽自動車である。
目次 |
[編集] 概要
1970年代に生産された初代は、初代Miniのようなセミノッチバックタイプのセダン、ハッチバックタイプのワゴン、バン、トールワゴンタイプのバン(ライフステップバン)、ピックアップトラック(ライフピックアップ)の設定があった。1997年に発売された2代目からはトールワゴン型軽自動車で、現在では4代目となる。軽トールワゴンの中ではワゴンR(スズキ)やムーヴ(ダイハツ)とともに人気車種である。
[編集] 歴史
[編集] 初代(1971-1974年)
- 1971年6月1日、NIII 360の後を継ぐ形で登場。新設計の直列2気筒360ccバランサーシャフト付4サイクル水冷エンジンを搭載し、それまでのホンダの軽自動車と比べ、ファミリーカーとして快適性に磨きをかけていた。また、ホンダ初の4ドアの採用でもあった。
- 1971年9月6日にライトバン、10月25日にハッチバックタイプの「ワゴン」を追加。
- 1972年5月1日に、ロングホイールベースの車体にツインキャブ仕様エンジンを搭載した「ツーリング」を追加。
- 1972年9月20日に、ライフステップバン発売。
- 1973年8月21日に、ライフピックアップ発売
- 1974年、Zと共に製造中止。これにより、ホンダは軽乗用車市場からトゥデイ発売まで一旦撤退する。
[編集] 2代目(1997-1998年 JA4型)
- 1997年4月27日に、「ライフ」の名を復活。エンジンやシャーシなどの基本コンポーネントは、2代目トゥデイとほぼ同一で、トゥデイのトールワゴン版として登場した。型式はJA4。名前こそライフだが、車そのものはステップバンの復活といえる。
エンジンは、E07A型 直列3気筒 SOHC 12Valve PGM-FI仕様 660ccのみ。 トランスミッションは、5MTとギア比を見直した3ATである。
[編集] 3代目(1998-2003年 JB1/2/3/4型)
- 1998年10月1日に、軽自動車改正法が施行。当初2代目ライフをそのまま継続販売すると思われていたが、10月9日にキープコンセプトながらフルモデルチェンジされ、ボディサイズが全長3,395mm,全幅1,475mmに拡大された。エンジンは基本的に2代目のE07Aを踏襲するものの、車体の大型化に対応し低速トルクを約20%向上させ、さらにLEV仕様となった。トランスミッションも基本的に2代目を踏襲した5MTと3ATで、AT車ではコラムシフトが採用された。また、ロゴが「Life」から「LIFE」に変更になった。なお、トゥデイは生産を終了し、13年間続いたトゥデイのブランド名が消滅した。
- 2000年12月23日に、ターボモデルの「dunk(ダンク)」がラインアップされた。
- 2002年9月2日にマイナーチェンジが行われ、ヘッドライト,バンパーの形状が変更された他、ターボモデルにカジュアルな専用の内/外装を備えた「diva(ディーバ)」が追加された。
[編集] 4代目(2003年- JB5/6/7/8型)
- 2003年9月5日、4代目にフルモデルチェンジされた。なお、ターボ車は遅れて10月6日に発売。ボディは先代とは異なり丸みを帯びたスタイルとなった。エンジンも新開発のP07A型 直列3気筒 SOHC 6Valve i-DSIのNA(52ps)とターボ(64ps)がラインアップされ、トランスミッションはMTが廃止されATのみとなり、変速数が3速から4速となった。ライバルのワゴンRやムーヴにはない、多機能表示ディスプレイがスピードメーターの横に設置されており、価格の面ではライバルに劣るが走りやインテリアなどの質感では他車よりも1歩秀でている。
- 2005年10月21日に、クールなエアロスタイルとアルミホイールが標準装備の「ディーバ」が追加された。
- 2006年10月5日に、大規模なマイナーチェンジ(特にエクステリアデザイン関係)を実施。新たにHondaスマートパーキングアシスト・システムを搭載し、縦列駐車などでも駐車をアシストする。また、3代目以来「LIFE」だったロゴが2代目以来の「Life」に再び変更になった。
- 三角窓がある。
- ターボ車が比較的燃費が良く、定評がある。
[編集] CM
[編集] CMキャラクター
3代目
- アシュレイ・ジャッド(前期型)
- シャーリーズ・セロン(後期型)
4代目
[編集] CMソング
2代目
- 「仔象の行進」東京スカパラダイスオーケストラ(ヘンリー・マンシーニのカバー。オリジナルは過去にいすゞ・ジェミニのCMで使用された)
4代目
- 前期型
- 「ジョニー・エンジェル」竹内まりや(シェリー・フェブレーのカバー)
- 「ラッキー・ガールに花束を」山下達郎(過去にNHKテレビアニメ「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」のオープニングテーマ曲として使用されていた)
- 「白いアンブレラ」山下達郎
- 後期型
[編集] 外部リンク
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