マツムシ
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?マツムシ | ||||||||||||
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分類 | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Xenogryllus marmoratus |
マツムシ(松虫、Xenogryllus marmoratus)はコオロギ科の昆虫。古くはスズムシのことをマツムシ、マツムシのことをスズムシと呼んでいた、あるいは混同されることが多かったといわれる。
日本では本州、四国、九州に分布。文部省唱歌の「蟲のこゑ」にも歌われているように「チンチロリン、チンチロリン」という清澄な鳴き声を聞かせる。体色は淡褐色。体長は20〜30mm。8月下旬から11月下旬の間に出現する。草地に多く、草の上で生活し、鳴くときも草に登っている。
生息域が減少しており、またスズムシに比べて飼育も難しいことから、都市部ではその鳴き声を耳にする機会は少ない。
[編集] 関連項目
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