リチャード・ストールマン
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リチャード・ストールマン(Richard Matthew Stallman、RMS、1953年3月16日 - )はフリーソフトウェア運動の中心的存在であり、GNUプロジェクトを開始し、フリーソフトウェア財団を設立した。
自らの運動のために、自由なソフトウェアのためのライセンスGNU General Public License (GPL) を作り出し、その思想のエッセンスであるコピーレフトの概念を提唱した。彼はまた優秀なプログラマでもあり、エディタであるGNU Emacs、コンパイラGCCとデバッガGDB、ビルドツールのGNU MakeをGNUプロジェクト内で制作した。GNUプロジェクトではフリーOSのカーネルGNU Hurdなどの開発が進行中だが、本人はフリーソフトウェアにまつわるモラルの確立とそれを広めること、法的、政治的な枠組みの整備などに専念しており、現在ソフトウェアの開発は行っていない。
[編集] 略年表
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Richard Stallman's Personal Home Page
- インタビュー (1997年)
- インタビュー
- Freedom, Innovation, and Convenience: The RMS Interview (2004年)
- ITmedia Sunの無意味な発表 (2005年)
- 見直しがすすむGPL (2005年)
- japan.linux.com BitKeeperとの決別はハッピーエンド (2005年)
- ストールマン リチャード:作家別作品リスト(青空文庫)
- japan.linux.com Stallman氏の理念に準じたサイン販売 (2006年)
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