ロスト・ワールド
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ロスト・ワールド(The Lost World)は、恐竜もの・秘境探検ものの小説・映画などの作品名として頻繁に利用される語。しばしば「失われた世界」と訳される。
この語を作品名として一般に知らしめたのは、1912年にイギリスの作家アーサー・コナン・ドイルが発表したSF小説『失われた世界』(The Lost World)である。
この作品の人気は今日に至るまで映画・テレビドラマなど数多くの派生作品を生み出し、また同小説と直接の関係がない作品であっても、『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』のように、オマージュの意をこめてあえて名を借りていることが多い。
[編集] 作品
ロスト・ワールドの名を持つ代表的な作品を以下に挙げる。
- アーサー・コナン・ドイルが1912年に発表したSF小説『失われた世界』(The Lost World)。
- 上記小説を元にした1925年のアメリカ映画『ロスト・ワールド』(The Lost World)。ハリー・O・ホイト監督。ウィリス・オブライエンが担当したSFXが歴史的に名高い。
- 上記映画のリメイクである1960年のアメリカ映画『失われた世界』(The Lost World)。アーウィン・アレン監督。
- マイケル・クライトンが1995年に発表したSF小説『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』(The Lost World)。『ジュラシック・パーク』の続編。
- 上記小説を元にした1997年のアメリカ映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(The Lost World: Jurassic Park)。スティーヴン・スピルバーグ監督。
- 手塚治虫が1948年に発表した漫画『ロストワールド』。
- カプコンが1988年に発表したアーケードゲーム『ロストワールド』(Lost Worlds)。
- 北欧神話の神々とその力を利用し戦う人間との争いを描くオンライン小説『ロスト・ワールド』。