ロードコーン
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ロードコーン (Road cones) とは道路や工事現場などの規制や区分けを目的として置かれる円錐形の物体である。パイロン (Pylons) 、三角コーンなどともいう。
主にプラスチックで作られており、中空で重ね合わせて運搬や収納の際にスペースを節約できるようになっているものが多い。赤いもの、黄色いもの、赤と白の縞模様、黄色と黒の縞模様などのものがある。青や緑のものなども見る。また主としてインテリア用に白いものもある。
たいていは軽い物だが、道路との摩擦があるのでそう簡単には動いたりしない。一般に夜光塗料を塗ってあったり、反射シートを貼ってあるものが多いが、LEDなどで自発光するものもある。
一般には工事現場の区分、イベントやお祭りでの人の流れの整理、駐車場の整理や誘導・予約場所の確保、自動車教習所での練習用などに使用されているが、個人でも練習や事故の際の標識の予備、また室内インテリアとして所有している人もある。個人所有するひとのために、ぺしゃんこに折りためられるタイプもある。
なお、コーンとコーンの間に渡して、その間を通過できないようにする棒は「コーンバー」という。