ロードファイター
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ジャンル | レースゲーム |
対応機種 | アーケード [AC] MSX ファミリーコンピュータ [FC] iアプリ(i) EZアプリ(ez) S!アプリ(s) |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
人数 | 1人 |
メディア | [FC] ロムカセット |
発売日 | [AC] 1984年 [FC] 1985年7月11日 [MSX] 1985年8月 |
価格 | [FC] 4,500 円(税抜) |
『ロードファイター』(Road Fighter)は1984年に登場したアーケードゲーム。コナミによって開発・販売されたレースゲーム形式のアクションゲーム。
後にMSXやファミリーコンピュータ用ソフトへ移植され、更にモバイル機器用のソフトとしても開発(モバイル機器用は語尾に "-mini-" のサブタイトルが付加)され、ロムカートリッジやデータ配信サービスなどの手段で発売もしくは配信中。
アーケード版はプレイステーションとニンテンドーDSに移植された。
目次 |
[編集] 作品解説
赤色のレーシング仕様の自車を操作して燃料切れ前にゴールに到着させる事が目的。その行く手をレース内に仕掛けられた障害物や、自滅も厭わない覚悟でカーチェイスを繰り出す敵車が阻む。燃料は、道中で燃料補給をしてくれる車(MSX版ではハート)に接触する事で補給できる。燃料の残量が一定量以下(ファミコン版では10)になると警告音が鳴り響き、全ての燃料が無くなるとゲームオーバー。スタートは敵車との同時だが、目的はあくまでも「完走」であり、一位になる必要はない。アーケードゲーム版ではスタート時点で40位であるが、FC版とMSX版には順位の概念は存在しない。
敵車や障害物(後述)は画面上方から出現し、プレイヤーはそれらを追い抜かなければならない。その敵車や障害物に接触すると自車はスピンをしたりクラッシュをする。スピンをした場合はアクセルを離しカウンターステアを切ればクラッシュをせずにコースに復帰できる場合が有る。クラッシュをした場合は燃料と時間が大幅に費やされるがゲームオーバーにはならずに復帰したその場から再挑戦が可能。つまり、燃料と時間に余裕がある限りは何度ミスをしても構わない。
敵車は車線を変更しない一般車と車線を変更して来る敵車がいる。AC版では一部の敵車を追い抜くと順位が上がる。
コースは全4コース(FC版)/6コース(AC版、MSX版)。各コースをクリアする毎に燃料は回復するが、AC版では一定量しか回復しないので前のコースをぎりぎりでクリアすると次のコースをより少ない燃料で走破する必要が出て来る。全コースを走破すると全ステージクリアを示すイベントの後、やや難易度の上がった1コース目を繰り返す。 BGMはゲーム中は鳴らない。ブレーキ音やエンジン音などの様々な効果音が臨場感を表現する。
[編集] 自車のスペック
V型12気筒 DOHCエンジン、2,500馬力、最高速度: 時速400km
[編集] 障害物
次の障害物がレース内にランダムに発生し、自車の走行を妨害する。
[編集] ボーナス
プレイ中、様々な条件をこなす事でボーナスポイントが加算される。発生の合図としてプレイ中、次の現象が発生する。
- コナミマン
- 後にコナミのゲームで常連となる隠しキャラクター。本作が初登場作品である。