三休橋筋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三休橋筋(さんきゅうばしすじ)とは、大阪市内を南北に走る道路の一つ。御堂筋と堺筋の中間に位置し、栴壇木筋(せんだんのきすじ)ともいわれる。マメ科の大きな並木が整然と続いて緑が豊かな通りであり、レトロな建物が軒を連ねる様は洗練された趣がある。かつての船場の繁栄を思わせて良い散歩道である。
北は北区中之島の大阪市中央公会堂の真横からはじまり、土佐堀川を栴壇木橋でわたり、船場の中央を南北に貫いて長堀通の三休橋跡にいたる。 さらに島之内を通って太左衛門橋で道頓堀川をわたって中央区の道頓堀商店街で終わる。 (なお、そこの斜め右側から千日前の商店街が始まり、なんばグランド花月前を通り千日前道具屋筋となる。)
三休橋交叉点より北は歩道もある幅の比較的大きな道であるが、全体的にこじんまりとしている。通りには意外なほど企業の本社ビルが多く、かつては船場のメインストリートの一つだったと思われる。
目次 |
[編集] 概要
三休橋交叉点より北側は北行きの一方通行、南側は道幅も狭く南行きの一方通行である。
[編集] 沿線情報
南から
- 中央区
- 「大たこ」
- 太左衛門橋 - 道頓堀川
- 宗右衛門町
- 南地大和屋跡(ミナミの老舗名門料亭。宗右衛門町の風俗街化、環境悪化に伴い2003年閉店。)
- ヨーロッパ通り(周防町通り)
- 出光ナガホリビル(三休橋交叉点、大阪市立近代美術館 (仮称)心斎橋展示室がある)
- 大阪農林会館(近代建築、旧三菱商事大阪支店)
- 船場センタービル(中央大通の真中、阪神高速道路13号東大阪線の高架下)
- サンマリオン大阪(超高層ビル、市田株式会社所有の賃貸ビル)
- 丸紅大阪本社ビル(超高層ビル)
- 鹿児島銀行大阪支店(近代建築)
- 綿業会館(近代建築、国の重要文化財)
- 船場ビルディング(近代建築、三休橋筋から淡路町通りを少し東)
- 田辺製薬本社ビル(薬品会社本社)
- 武田道修町ビル(近代建築、三休橋筋から道修町通りを東へ一筋先)
- 日本基督教団浪花教会(近代建築)
- シェ・ワダ(近代建築、旧大中証券)
- 八木通商ビル(近代建築、旧大阪農工銀行)
- トレードピア淀屋橋(超高層ビル、旧日商岩井本社ビル)
- 栴壇木橋 - 土佐堀川
- 北区
- 大阪市中央公会堂(近代建築)
[編集] 交差する通
- 中央区
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 道路関連のスタブ項目 | 大阪市 | 近畿地方の道路