上越信号場
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上越信号場(かみこししんごうじょう)は、北海道上川郡上川町字上越にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の信号場である。かつては駅として設置されたが現在は信号場に格下げされている。
当信号場は旭川紋別自動車道から見ることができる。
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[編集] 構造
2線あり、列車の行き違い(交換)、追い抜きが可能(2線とも両方向に出発信号機がある)。分岐器はスノーシェルターで覆われている。川と山に挟まれているため、線路はトンネル、徒歩はつり橋を使う。上越駅として開業していたが付近の住民がすべていなくなってしまったため、1975年(昭和50年)12月25日に廃駅となり信号場に格下げとなった。しかし、その後も仮乗降場としてしばらく旅客の取り扱いをしていたといわれる。なお、当信号場は標高634mで、現在北海道内の停車場では最も高い所にある(かつての道内最高地点駅は十勝三股駅)。
[編集] 周辺
峠の上川側の途中である。道路と川と森林のみである。
[編集] 歴史
- 1932年(昭和7年)10月1日 - 上越駅開業。
- 1975年(昭和50年)12月25日 - 駅業務廃止。信号所に降格。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により北海道旅客鉄道に承継。