上川郡 (石狩国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上川郡(かみかわぐん)は、北海道上川支庁中部にある郡。1869年、北海道に11国86郡が設置された際に、石狩国に置かれた。石狩川の上流部にあたることから命名。以下の8町からなる。
- 鷹栖町(たかすちょう)
- 東神楽町(ひがしかぐらちょう)
- 当麻町(とうまちょう)
- 比布町(ぴっぷちょう)
- 愛別町(あいべつちょう)
- 上川町(かみかわちょう)
- 東川町(ひがしかわちょう)
- 美瑛町(びえいちょう)
[編集] 沿革
- 1902年4月1日 - 一級町村制施行により旭川町が成立する。(1町)
- 1906年4月1日 - 二級町村制施行により東川村と鷹栖村と愛別村と永山村と當麻村と東旭川村と神居村が成立し、鷹栖村から比布村が分立する。(1町8村)
- 1909年4月1日 - 鷹栖村と東旭川村が一級町村制を施行する。二級町村制施行により神楽村が成立する。(1町9村)
- 1914年4月1日 - 旭川町が旭川区となり郡を離脱する。(9村)
- 1915年4月1日 - 二級町村制施行により美瑛村が成立する。(10村)
- 1919年4月1日 - 東川村と當麻村が一級町村制を施行する。
- 1921年4月1日 - 比布村と永山村が一級町村制を施行する。
- 1922年8月1日 - 旭川区が市制を施行して旭川市となる。
- 1923年4月1日 - 美瑛村が一級町村制を施行する。
- 1924年1月1日 - 愛別村から上川村が分立する。(11村)
- 1924年6月4日 - 鷹栖村を東鷹栖村に改称すると同時に鷹栖村と江丹別村が分立する。(13村)
- 1929年4月1日 - 神楽村が一級町村制を施行する。
- 1931年4月1日 - 神居村が一級町村制を施行する。
- 1937年4月1日 - 愛別村が一級町村制を施行する。
- 1940年4月1日 - 美瑛村が町制を施行して美瑛町となる。(1町12村)
- 1943年4月1日 - 神楽村から東神楽村が分立する。(1町13村)
- 1952年9月1日 - 上川村が町制を施行して上川町となる。(2町12村)
- 1954年11月1日 - 永山村と神楽村が町制を施行して永山町と神楽町となる。(4町10村)
- 1955年4月1日 - 江丹別村と神居村が旭川市に編入されて郡を離脱する。(4町8村)
- 1958年4月1日 - 當麻村が改称および即日町制を施行して当麻町となる。(5町7村)
- 1959年8月15日 - 東川村が町制を施行して東川町となる。(6町6村)
- 1961年4月1日 - 永山町が旭川市に編入されて郡を離脱する。(5町6村)
- 1961年8月1日 - 愛別村が町制を施行して愛別町となる。(6町5村)
- 1962年1月1日 - 比布村が町制を施行して比布町となる。(7町4村)
- 1963年8月15日 - 東旭川村が旭川市に編入されて郡を離脱する。(7町3村)
- 1966年1月1日 - 東神楽村が町制を施行して東神楽町となる。(8町2村)
- 1968年3月1日 - 神楽町が旭川市に編入されて郡を離脱する。(7町2村)
- 1969年1月1日 - 鷹栖村と東鷹栖村が町制を施行して鷹栖町と東鷹栖町となる。(9町)
- 1971年3月2日 - 東鷹栖町が旭川市に編入されて郡を離脱する。(8町)