上越魚沼地域振興快速道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上越魚沼地域振興快速道路(じょうえつうおぬまちいきしんこうかいそくどうろ)は、新潟県上越市の北陸自動車道上越ICから南魚沼市の関越自動車道六日町ICを経由して南魚沼市の一般国道17号六日町バイパス余川ICに至る延長約60kmの地域高規格道路である。寺IC~余川ICの区間が自動車専用道路として計画されている。
目次 |
[編集] 概要
新潟県南西部の上越市を中心とする上越地域と十日町市・南魚沼市を中心とする魚沼地域を相互に連絡し、高速道路空白地域に交通網を形成するとともに両地域間の交流を目的とした路線と位置づけられている。上信越自動車道・関越自動車道等の代替ルートとしての性質を有し、新潟県中越地震等の災害や事故により通行止めとなったときに高い代替機能を発揮することが期待されている。また、この路線は東京から日本海への最短ルートとなる。
現在は以下の路線が整備中または計画中である。道路規格が未定の十日町道路を除く全線が設計速度80km/hとなっている。
- 一般国道18号上新バイパス:上越IC~寺IC(L = 2km)
- 一般国道253号上越三和道路:寺IC~三和IC(L = 7km)
- 一般国道253号三和安塚道路:三和IC~安塚IC(L = 9km)
- 一般国道253号十日町道路:十日町IC~八箇IC(L = 6km)
- 一般国道253号八箇峠道路:八箇IC~余川IC(L = 9.7km)
[編集] 通過市町村
[編集] 歴史
- 1994年12月16日:上越魚沼地域振興快速道路 上越市~六日町(現南魚沼市)(L = 60km)が計画路線に指定。
- 1995年8月23日:上越市~松代町(L = 29km)が調査区間に指定。
- 1996年8月30日:三和安塚道路(L = 9km)が整備区間に指定、十日町市~六日町(L = 13km)が調査区間に指定。
- 1997年9月10日:八箇峠道路(L = 10km)が整備区間に指定。
- 1998年12月18日:上越三和道路(L = 7km)が整備区間に指定、上新バイパス(L = 2km)が整備区間に指定。
- 1999年12月22日:上新バイパスの上越IC~寺ICが4車線供用開始。
- 2000年3月7日:上越三和道路が都市計画決定。
- 2005年7月26日:八箇峠道路を完成二車線とする計画見直し内容が発表される。
[編集] インターチェンジなど
[編集] 上新バイパス
[編集] 上越三和道路
- 寺IC(国道18号上新バイパス・新潟県道13号上越安塚柏崎線)
- (サブIC (新潟県道13号上越安塚柏崎線):予定)
- (鶴町IC(新潟県道77号上越頸城大潟線):予定)
- (三和IC(新潟県道30号新井柿崎線):予定)
[編集] 三和安塚道路
- (三和IC(新潟県道30号新井柿崎線):予定)
- (浦川原IC(国道253号):予定)
- (安塚IC(新潟県道43号上越安塚浦川原線):予定)
[編集] 名称未定区間
- (大島IC:予定)
- (松代IC:予定)