中野一成
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中野 一成(なかの いっせい、1981年5月27日 ‐)は、茨城県笠間市出身で武蔵川部屋所属の大相撲力士。本名同じ。身長184cm、体重145kg、血液型O型。得意技は押し、左四つ、寄り。最高位は東幕下15枚目(2007年1月場所)。
[編集] 来歴
笠間中学から金沢市立工高を経て東洋大学へ進学。大学時代は個人タイトル7個を獲得。2003年の国体成年Aでは決勝で大学の先輩、横山英希(現・高見藤)を敗って優勝し幕下付出資格を得た。全日本相撲選手権で左手首を亀裂骨折したためデビューが遅れ、2004年5月場所、幕下15枚目格付出で初土俵。順調な出世を期待されたが、同場所を3勝4敗と負け越すとそこから3場所連続で負け越し。その後2場所連続で勝ち越したものの右膝の靭帯を痛め2005年3月場所を全休。幕下15枚目格付出力士として初めて三段目に陥落した。同年は故障の影響からか幕下と三段目の往復が続き、2006年になって幕下に定着。2007年1月場所でようやくデビュー時の地位をわずかながら更新するも3勝4敗と負け越した。現在、現行制度下の付出力士で幕下15枚目以内の勝ち越しがないのは中野のみである。(15枚目以内の在位がない森を除く)
[編集] 主な成績
2007年1月場所終了現在
- 通算成績:58勝54敗7休