丸木美術館
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丸木美術館(まるきびじゅつかん)とは、埼玉県東松山市大字下唐子にある美術館である。
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[編集] 概要
1967年開館。人間が人間に対して行った暴力を描いた画家として名高い、丸木位里・丸木俊氏夫婦による油彩画を常設展示している。特に第二次世界大戦末期に原子爆弾が投下された広島市の惨状を実体験の元に描いた「原爆の図」は日本をはじめ、世界各地で巡回展示され、世界中の人々に原爆の恐ろしさを伝えた。
原爆に関連して、原発にも反対しており、原発分の電気料金は払わないと東京電力に通知、電気料金の一部を支払わなかったため、東京電力が料金未払いとして送電を停止。発電機による自家発電によって電気をまかなったこともある。
なお、丸木位里は1995年、丸木俊氏は2000年に亡くなっている。
[編集] 主な収蔵品
[編集] 住所・交通
- 住所 - 埼玉県東松山市大字下唐子1401
- 鉄道 - つきのわ駅から徒歩2km
- バス - 東松山駅から市内循環バス唐子コース「浄空院入口」バス停から徒歩5分
- 道路 - 東松山ICから国道254号小川方面10分