東松山駅
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東松山駅(ひがしまつやまえき)は、埼玉県東松山市箭弓町1丁目12番11号にある東武鉄道東上本線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ橋上駅。自動改札機・エスカレーター・定期券売場設置。
かつては島式2面4線(さらに古くは、東口側に荷物扱専用ホームがあり、線路は5線あった)で始発電車もあったが、森林公園駅開業時に外側2線が撤去され、現在の形になった。森林公園開業時に、東松山駅を一般的な島式ホーム1面2線にしなかったのは、当時はまだ築年数の浅かった橋上駅舎の改造が困難だった事、ホームの幅が狭かった事、駅自体がややカーブしている場所にあるため10両編成に対応できないためと思われる。
駅構内には定期券売場をはじめ、本屋、英会話学校、ケンタッキーフライドチキン、駅そば、不動産屋、100円ショップ、東武バス定期券売場などが入居している。
現在の駅舎は昭和49年に建設されたものだが、東松山駅東口再開発事業に合わせ3階建ての駅舎に建て替えられる予定。
[編集] のりば
1 | ■東上線 | 森林公園・つきのわ・武蔵嵐山・小川町方面 |
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2 | ■東上線 | 坂戸・川越・ふじみ野・志木・和光市・池袋・ ○有楽町線 新木場・○有楽町新線 新線池袋方面 |
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員 31,490人(2005年度)
[編集] バス
- 川越観光バス(森林公園営業所)
- 東武バスウエスト(川越営業事務所)
- [川越02]東松山駅(東口) - 札の辻 - 川越駅(東口)
- [川越02]東松山駅(東口) - 神明町車庫
- [東松09]東松山駅(東口)→高坂駅 *[東松09]は数年程前に廃止
- 東松山市内循環バス ※川越観光バスに委託
- 東松山駅(東口) - 大谷コース - 東松山駅(東口)
- 東松山駅(東口) - 唐子コース - 東松山駅(東口)
- 東京農業大学第三高等学校スクールバス ※ 国際十王バスに委託
[編集] 駅周辺
[編集] 東口
東口周辺は東松山市の中心地を形成する。特に東松山駅前から市役所にかけての、ぼたん通り・まるひろ通りは市内を代表する商店街である。東口駅前には、1959年(昭和34年)にランドマークとして建てられた大鳥居がある。駅前広場は無いが、駅前には以前バス車庫(東武バス川越営業所東松山出張所→現在は森林公園駅前へ移転)があったため構内は広い。東松山駅前再開発事業に先行して、東口駅前広場の整備工事が2006年から開始されており、2009年度に完成予定である。
- 三菱東京UFJ銀行 東松山支店
- 東松山ショッピングセンター
- イトーヨーカドー 東松山店
- 埼玉りそな銀行 東松山支店
- 東松山税務署
- 丸広百貨店 東松山店
- 東松山郵便局
- 東松山市立図書館
- 国道407号
- 埼玉県道249号東松山停車場線
- 東京農業大学第三高等学校
- 東松山市役所 - 松山陣屋跡
- 東松山市立松山第一小学校
- 東松山市立松山中学校
- 埼玉県立松山高等学校
- 松山城跡
- 吉見百穴
[編集] 西口
西口は民家が多く、東口に比べると静かである。
- 箭弓稲荷(やきゅういなり)神社 - 牡丹の名所。
- 東松山自動車学校
- 埼玉県立松山女子高等学校
[編集] 歴史
- 1923年(大正12年)10月1日 東上線坂戸町~武州松山間が開通。武州松山駅として開業。所在地が当時の比企郡松山町であり、四国の伊予鉄道松山駅(現・松山市駅)との混同を避けるため「武州」を冠した。
- 1954年(昭和29年)10月1日 東松山市市制施行により東松山駅に改称。
- 1968年(昭和43年)高坂~東松山間の複線化とともに、跨線橋が完成。当初は東口と西口の地上側それぞれに改札口があり、跨線橋は改札内で、自由通路ではなかった。
- 1974年(昭和49年) 現橋上駅舎完成。
- 1997年(平成9年)3月 エスカレーターが設置される。
- 2006年(平成18年)10月 事務室側自動改札機一つをバリアフリー化(車椅子走行可能)