二丁拳銃

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この項目では拳銃の技について説明しています。お笑いコンビについては2丁拳銃をご覧ください。

二丁（挺）拳銃（にちょうけんじゅう）は、拳銃を両手に一丁ずつ持って撃つ技である。

[編集] 特徴

見た目が派手で、なおかつその人物のイメージを強烈に印象付けやすいことから、アクション映画や漫画、ビデオゲームなどにおける演出技法として幅広く用いられている。特に、1980年代以降ジョン・ウー監督が香港で作ったノワール映画のガンアクションに多用され、世界のさまざまなガンアクション映画やゲームなどに影響を与えている。

ただし、実際の所は思いのほか命中させづらく、通常の倍の反動やリロード（弾丸の再装填）時間などの欠点が目立つために実戦には不向きのようである。現実に行われていたようだが、その実態は、弾丸を撃ち切った後の再装填に時間のかかる銃（例えばコルトSAA）を使用する際、片方を撃ち切った後もう片方の銃を使うというものだったようだ。

2002年に公開されたカート・ウィマー監督のアクション映画、『リベリオン』ではガン＝カタという従来の二丁拳銃に武術を融合させたガンアクションが登場した。作品自体は興行面では振るわなかったものの、四方八方の敵をノンストップかつ華麗に薙ぎ倒す荒業が観る者を魅了し、以後の日本の漫画やアニメ、ゲーム作品に少なからず影響を与えた。