伏籠川
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伏籠川中流(2005年5月) |
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水系 | 石狩川水系 | |||
延長 | 10.5 km | |||
水源の標高 | ? m | |||
平均流量 | ? m³/s | |||
流域面積 | 107.5 km² | |||
水源 | 伏古川下水処理場 | |||
河口 | 茨戸川 | |||
流域 | 北海道札幌市 |
伏籠川(ふしこかわ)は、北海道札幌市を流れる石狩川水系の一級河川で、茨戸川の支流である。伏篭川、伏古川とも書く。アイヌ語のフシコ・サッポロが語源で、これは「古札幌川」を意味する。豊平川が江戸時代の洪水で流路を東に転じたとき、残された川がフシコ・サッポロである。長さ10.5km、流域面積107.5km²。
[編集] 流路
札幌市東区の伏古川下水処理場の排水を源として、そこから300mほど離れたところから地上を流れる。丘珠町まで北東に流れ、そこで北に向きを変えて北区に入り、石狩市との境で茨戸川に注ぐ。途中で篠路新川をあわせ、茨戸川に注ぐ手前で、創成川と発寒川を合わせる。これら三つの支流は伏籠川と遜色ない流量や長さを持つ。創成川と発寒川を除いた流域面積は、64.0km²ある。
[編集] 歴史
かつて、幕末の札幌に掘られた大友堀は伏籠川に連絡し、琴似川もまた伏籠川に注いでいた。伏籠川は、札幌扇状地から流れ出る川の一つであったが、市街化の進展と地下水位の低下によって上流の長さを縮めた。旧流路の一部は、伏籠公園の東から、伏古拓北通の緑地帯として現在の起点まで伸びている。流域には、河川改修によって取り残された蛇行部が、ところどころに伏籠川の小さな支流として残っている。